2010-01-01から1年間の記事一覧
YOSO世には、有名バンドのメンバーが集まって、スパーバンドを形成して、作品を残す場合が、しばしばあるけれども、今回紹介するバンド YOSO もそんなバンド。で、このバンド、名前からしてもなのだけれども、TOTO の Bobby Kimball と そして、YES の Billy…
ペドロ・コスタポルトガルの映画監督ペドロ・コスタ監督の新作映画「何も変えてはならない」がもうすぐ上映開始されますが、それに先だって、過去の作品を上映する企画が、渋谷のユーロスペースで開催されているので、行ってみた。とりあえず見たのは、「骨…
MOMAT国立近代美術館にて、現在開催されている展示、「建築はどこにあるの?」を見てきた、2010年8月8日まで開催。 (中山英之 / 草原の大きな扉 / 建築はどこにあるの?7つのインスタレーション / 東京国立近代美術館) 建築系数年前から、建築系の展示を良く…
ソダーバーグ古くは、かのロックバンドYESのPVを作成したこともあり、その後映画監督としては華々しすぎる活躍をしているスティーブン・ソダーバーグ監督。 そんな監督の多分最新作であるガールフレンド・エクスペリエンスという映画を見てきた、渋谷はシネ…
ダニイル・ハルムスさて、本日紹介するのは、ダニイル・ハルムスというロシアの作家の短編集、「ハルムスの世界」という作品。 この、ダニイル・ハルムスという人は、カルト的な人気を誇るロシアのアヴァンギャルドな作家であるのだけれども、活動期がスター…
ロシア人今回紹介するのは、Roman Stolyar という人の Missa Apocryph という作品。この人は、ロシア人のキーボーディストというのか作曲家というのかな人らしい。どういったバックグラウンドを持っている人なのか、さっぱり分からないのだけれども、Garden …
資生堂ギャラリー銀座の資生堂ギャラリーにて、現在開催中で、2010年8月8日まで開催している展示は、「暗がりのあかり」というタイトルでチェコ写真の現在。 チェコ現代のチェコを代表するという10人の写真家の写真が展示されている。ギミックを感じさせるよ…
ユリシーズ20世紀を代表するとされる文学作品は数多くあるけれども、このアイルランドの作家ジェイムズ・ジョイスによるユリシーズも20世紀を代表する文学作品の一つ。 この作品は、18章構成の中で、レオポルド・ブルームとスティーヴン・ディーダラスの行動…
Spock's BeardSpock's Beard は、アメリカのプログレバンドで、存在が消えかけていたプログレという音楽ジャンルが再び盛り返し始めるきっかけになったバンドといってもいいようなバンドで、現代プログレの英雄バンドの一つ。 そんな、Spock's Beard は、そ…
ヘンリー・ミラー個人的でかつ性的な描写が自由奔放に駆け回る文体の作家であり、発表当時はその作品が発禁になったりもしていたアメリカ人作家ヘンリー・ミラー。そんなヘンリー・ミラーの作品集”ヘンリー・ミラー・コレクション”は、そのシリーズが始まっ…
ブラジル知る人ぞ知る伝説的なブラジル人ミュージシャン、Hermeto Pascoal 。御年おそらく70歳は超えているのではと思う。その鬼才ぶりも含めて、そして、仙人的な風貌も含めて、生ける伝説とも言うべき人物であって、そんな人物をよもや生で見る機会がある…
六本木森美術館六本木ヒルズの最上階にある森美術館は、毎年、まさに現代美術といえるような作品を集めた展示、六本木クロッシングを開催しているのだけれども、今年も”2010”として開催中で、終わる危険性を感じたので慌てて行ってみた、7月4日まで。 芸術は…
ライブDVD今や、現在UKのプログレシーンの中心的存在でもある、Porcupine Tree ですが、その名作アルバムの一つ、Fear of a Blank Planet をフォローする2008年のライブを映像化した作品 Anesthetize がリリースされたので、早速見てみた。 複数ので、この作…
UZP渋谷の O-east で、Eddie Jobson 率いる Ultimate Zero Project (UZP) を見てきた、2010年6月16日。 メンバーこれは、プログレ界ではよく知られたバイオリニスト、キーボーディストの Eddie Jobson によるプロジェクトバンドで、メンバーは固定されてお…
AnathemaAnathema は、その昔のデビュー当時は、Paradise Lost とかのあたりの音に類似性があったバンドなのだけれども、時が経て、やがて、そららの音から離れて、プログレ方面の音に変化していったバンド。 そして、そんな Anathema の2010年最新作 "We're…
Marillion英国の秘宝 Marillion は、なかなか世界中をまわるようなライブツアーが出来ないこともあって、毎年、むしろ、ファンを集めてのイベントを開催している、その名も、 Marillion Weekend。 気づくと、これ Marillion Weekend の様子がライブDVD化やCD…
スウェーデンスウェーデンの誇る、硬派プログレメタラー Pain of Salvation の2010年新作、Road Salt One がリリースされたので、早速聴いてみた。ちなみに、これは、続き物らしくて、Road Salt Two が2010年後半にリリースされる予定になっている。 衝撃的…
The Pineapple Thief The Pineapple Thief は英国のプログレ系ロックバンドで、エレクトロポップなメロディーと共に、変則的なリズムを操る不思議な雰囲気を持ったバンドで、ポスト=プログレッシブロックサウンドを展開する。そんな The Pineapple Thief の8…
ビルマ現在、渋谷のシアター・イメージフォーラムで上映されているドキュメンタリー映画、”ビルマVJ 消された革命”を見てきた。 この映画、そのタイトルに含めれているVJとは、Video journalism の略。ビルマの現状をハンディカメラで秘密裏に撮影して、そ…
ジャンル不明本日紹介するのは、ノルウェーの Shining というバンドの Blackjazz という作品で、2010年リリースの彼らにとっては、5枚目ぐらいにあたる作品。 このバンド、Shining は2001年頃から活動しているみたいで、そこそこの活動歴。で、なんというの…
新作さて、先日発掘映像DVDを紹介しました英国の秘宝、The ENID についてですが、今回は、その時に少し触れた2010年待望の新作をご紹介。こちらも、入手は、彼らのウェブサイトがもっともわかりやすいと思います。ちなみ、そこから買ったらサイン入りでした…
英国の秘宝独自レーベルで活動する英国の秘宝プログレ系バンドというと、現在では、Marillion が代表的ですが、少し時代を遡るとそこに燦然と輝くのが今回紹介する、The ENID。最盛期が、70年代後半から、80年代前半という、時代背景的には、プログレが衰退…
ベネズエラ私が、自分自身で認知している範囲では、多分、ベネズエラのバンドを聴くのは初めてなはずで、今回紹介するバンド Mojo Pojo はベネズエラのバンド。そんな Mojo Pojo のデビューアルバムは、セルフタイトルなアルバムを入手したので、早速聴いて…
HAKEN日本語そのまま読みすると、なんだか、全く違うイメージになってしまう、イギリスのバンド、HAKEN(ヘイケンと読むはず)。その2010年、衝撃的なデビューアルバム AQUARIUS を聴いてみた。 コンセプトちょっとまだ、詳細を理解していないけれども、コン…
2010ICCでオープンスペース2010のプリイベントとして開催されていた「メディア・アートってなんなんだ?」と題されたトークセッションがあったので行ってみた。2010年5月3日で、大友良英さんと、小沢康夫さんと、ICCの畠中実さんの3名。 細かいことは抜きに…
銀座近頃、ファストファッションな感じで話題の銀座ですが、そんななか、昔からひっそりとたたずむギャラリーはいくつかあって、だけど、ギャラリーというと敷居があまりにも高すぎるというそんな印象もあるでしょうが、そんな中比較的入りやすいギャラリー…
ダンカン・ジョーンズデヴィッド・ボウイの息子であるダンカン・ジョーンズ監督の初監督映画、「月に囚われた男」を見てみた。恵比寿ガーデンシネマにて。 低予算SF物語の舞台は月面。月にある資源を採掘して地球に送る企業に雇われた一人の男が、ロボットと…
ノルウェー近頃、Jaga jazzist なんかのメジャー領域での露出ぶりなどでのノルウェーのジャズっぽい、サイケっぽい、ちょっとメタルがかったロックが熱いような気がするのだけれども、そんなノルウェーの知る人ぞ知るバンド、Motoropsycho が本日紹介するバ…
QUIDAMQUIDAMで検索してしまうと、どうしても、サーカスが引っかかってしまうのだけれども、今回紹介するのは、ポーランドのロックバンドで、そのライブ DVD Strong Together。 このバンド、1995年くらいから、活動しているので、すでにそこそこのキャリア。…
リチャード・フラナガンリチャード・フラナガンは、私はこの作品で初めて知った作家で、当然読むのも初めて。オーストラリアは、タスマニア生まれの作家。現時点で日本語で読める作品は、今回紹介する「グールド魚類画帖」と「姿なきテロリスト」だけだと思…