Mojo Pojo はベネズエラからやってきたプログレです



ベネズエラ

私が、自分自身で認知している範囲では、多分、ベネズエラのバンドを聴くのは初めてなはずで、今回紹介するバンド Mojo Pojoベネズエラのバンド。そんな Mojo Pojo のデビューアルバムは、セルフタイトルなアルバムを入手したので、早速聴いてみた。リリースは、2009年らしい。





バカテクプログレメタル

ジャンル的な話をすれば、プログレメタルになるのだと思う。演奏は、かなりのレベルにあって、ジャズっぽさも感じさせながらの高速インストでの各楽器の手数の多さとセンスは、絶品。


スペイン語

彼らの公式サイトもスペイン語でさっぱり何が書いてあるのか分からないのですが、ボーカルも、一部スペイン語です。が、全体的には、ボーカルが主体という感じではなくて、インスト中心で、所々ボーカルが入るという印象がする。
というか、ボーカルパートとインストパートが全く印象が違うと言うべきかもしれない。ボーカルパートは言語的な事もあってか、どちらかというと、味わいのあるプログレハードサウンドで、テクニックは抑え気味。というか、まぁ、悪く言うと、ちょっとボーカルがかっこよくないというか。まぁ、このちょいダサがいいのだけれども。しかし、これ、インストパートになると、味わいではなくて、ひたすらにテクニックに没入していくし、かなりのハイセンスになるとそんな感じ。


アンサンブル

で、とにかく、キーボード・ギター・ベース・ドラムが渾然一体となる、そのインストのアンサンブルがこれ、いいです。特に、ドラムが良くて、超手数が多いという感じではないのだけれども、とても、センスを感じさせる音を出している。
このドラムの的確なリズムの上を、ベースで支えながら、キーボードとギターが彩るという。
まぁ、でも、ギターとドラムの感じからすると、元は、ジャズっぽい事やっていた人たちなのかなって気もする。なので、疾走するところは、キーボードorギター主体で疾走していくのだけれども、スローパートに入っても、ただテンションが下がるということはなくて、彩りのあるサウンドに変化するという感じ。
同じ南米で言うと、Entrance あたりに近い印象か?


ジャケット

ちなみに、このアルバム、ジャケットもなかなかかっこいいです。目玉がステキ。
それから、なかなか売っているのを見つけにくい作品ですが、Garden Shed で私は入手しました。
ベネズエラという話題性と共に、なかなか価値のある一枚だと思います。




ShareStaLINKとは?



関連リンク:
mojo pojo - Venezuelan
関連サーチ:
mojo pojo(AMAZON.co.jp)
mojo pojo(Google)
mojo pojo(Technorati.com)
mojo pojo(flickr)
Powered BY AmazoRogi