2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

抒情派シンフォプログレの雄 Pendragon

Pendragon古くは、Marillion らとともに、ポンプロックとも呼ばれたプログレ第二世代のバンド Pendragon。ファンタジックなサウンドイメージと Nick Barett の柔らかい歌声によって、優しく穏やかな世界を描いてきたバンド。 地味ながらも、淡々とその世界を…

Pain Of Salvation セルフアコースティックカバー Falling Home

Pain Of SalvationDaniel Gildenlöw の圧倒的な個性と才能にけん引されるバンド Pain of Salvation。ダークなイメージをプログレメタルなサウンドによって表現する感情豊かなバンド。イメージチェンジを果たした Road Salt 2部作以降新作の話題はなかったけ…

苦悩の果てにたどり着いた世界 Pink Floyd Endless River

The Endless Riverプログレ界のみならず、ロックの歴史を語るうえで欠かすことのできないバンド Pink Floyd。当初は伝説的な存在である天才 Syd Barett の脱退により、音楽の方向性を変えながらも、他にはない圧倒的な世界を作り上げて、ロック氏に名を刻ん…

Dream Theater のライブBlu-Ray Breaking the Fourth Wall

Breaking the Fourth WallMike Portnoy が抜けた後も、ある意味、むしろチームのバランスがよりとれた状態で活動が順調に進んでいる Dream Theater。その最新ライブ映像作品 Breaking the Fourth Wall を見てみた。 アニメ冒頭から、過去のアルバムジャケッ…

ハンガリーの伝説 Solaris の火星年代記第二弾

SolarisSolaris は、プログレが、第一次世代・第二次世代の後の低迷期に登場したバンドで、火星年代記と邦題では題されたアルバムが、エレクトロな雰囲気とともに、フルートが躍動するなどの要素、そして、ロックな感性という不思議なミクスチャーによって、…

哲学的コメディー Lucy

ルーシーリュック・ベッソン監督のルーシーを見てみたのです。 これがなかなか曲者映画である側面では人類のというのか生物の脳の可能性に言及しながらさらに存在を時間との関係性で定義したりなどかなり大仰で哲学的な議論をしている。しかし、一方で冒頭の…