2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Canvas Solaris : Cortical Tectonics

1.4枚目 私は、このバンドは、2007年にリリースされたこのアルバム"Cortical Tectonics" が初めてなのだが、既にデビューミニアルバムを含めると3枚のリリースがされてお手、4枚目にこの作品は当たる。2003年がデビューミニアルバムリリース。 2.驚愕のメタ…

Concerto Grosso (Seven Seasons) : New Trolls

1.第三章 2007年4月の来日公演(こちらの記事参照)にて、ワールドプレミアとして公開された、New Trolls のCocerto Grosso 第三章が、CDとしてリリースされた。 2.ちなみに New Trolls とは、プログレ第一世代のころに、イタリアから登場したプログレバンド…

れあ”はてブ”を検索する”れあブ”リニューアル!!

1.れあブ dLINKbRING.Labo.れあブとして公開している、はてなブックマークのれあエントリを元にしたユーザー関連性検索サイトのユーザーインターフェイスを大幅に変更いたしました。で、改良結果はこんな感じです。 2.目的 改良の目的は、もともと公開してい…

街のあかり(アキ・カウリスマキ監督):ユーロスペース

1.敗者三部作 アキ・カウリスマキ監督最新作品、「街のあかり」。敗者三部作の3作品目。 2.みじめ 文字通り、敗者な内容の映画なのだけれども、前の2作に比べて、さらに敗者度が上がっているというか、3部作で作品を経るごとに、敗者度が増している感じもす…

メルティング ポイント:東京オペラシティアートギャラリー

1.東京オペラシティ 何となく、夏休みはアートだ的なスローガンで、オペラシティごとアートですという宣伝をしている一角で、開催中なのが、メルティングポイントという展示で2007年10月14日まで。 2.空間インスタレーション ジム・ランビー、渋谷清道、エル…

The Last Supper : Coheed and Cambria

1.2枚目 Coheed and Cambria のDVDとしては、2作品目となる作品が、この ”Last Supper”。Good Apollo I'm Burning Star IV からの作品を中心に、それまでリリースされた3枚の作品からの演奏。1つ前のDVD作品 Live at Starland Ballroom に比べて、格段に会場…

The Road Back Home : Flower Kings

1.現代プログレ 現在のプログレシーンを代表する存在、スェーデンの Flower Kings のベスト盤、The Road Back Home がリリースされた。過去も一度、ベスト盤がリリースされている。 2.よりわかりやすい 2枚組で、過去のキャリアからまんべんなく選曲されてい…

Adrain Belew : ブルーノート東京

1.キングクリムゾンの さて、一週間ほどにわたり、一日二公演をこなしている、King Crimson のAdrain Belew の来日公演。2007/7/21 の2回目公演に行く。一部では、2回公演に疲労気味だったり平日の客の少なさに気合いが少し抜け気味という噂もあったのだけれ…

神話と伝説第三章:MAGMA

1.伝説の 伝説のフランス産ジャズロックバンド、MAGMA。強烈な演奏力とそして、コバイア語による世界が、実に不思議で強力な世界を描き出すバンド。 2.35周年 バンド自体は、1969年に結成されていて、35周年ライブは2005年に一月ほどの間開催された。このと…

Adrian Belew

1.さて 2007/7/17〜ブルーノート東京で、世界を代表する変人ギタリストの一人でKing Crimson の主要メンバーでもある、Adrian Belew がライブ開催中。 2.入りは? 私も土曜日には参戦予定ですが、結構未だに席に余裕がある感じで、どうなんだろー。ちなみに…

Operation : Mind Crime 1&2 Complete Live: Queensryche

1.来日後 さて、先日無事来日公演を果たした Queensryche ですが、その来日公演でも、演じたOperation : Mind Crime の1および2の再現ライブの アメリカはシアトルの Moore Theater での模様を納めたのがこのDVD "Operation : Mind Crime 1&2 Complete Live"…

チャパーエフと空虚 : ヴィクトル・ペレーヴィン

1.ロシア ロシアの比較的若い文学者。SF的で哲学的で特異な作風で比較的コアな人気を誇るらしい作家、ヴィクトル・ペレーヴィン。そんな作家の最近の作品の邦訳、「チャパーエフと空虚」を読んでみた。何となくの印象だけれど、多分村上春樹好きなタイプには…

アンリ・ミショー ひとのかたち:東京国立近代美術館

1.ついでに 昨日の記事にしたアンリ・カルティエ=ブレッソン の展示を現在開催中の東京国立近代美術館ですが、同時に常設展の延長線上で、アンリ・ミショーの展示”ひとのかたち”が開催中(〜2007/8/12)。で、実はこちらの方が個人的にはメインイベントだっ…

アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌:東京国立近代美術館

1.写真家 2007年8月12日まで、東京国立近代美術館にて写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソンの展覧会が開催されている。 マグナムの創始者の一人としても知られる、恐らく、世界で最も有名な写真家の一人。 2.報道写真 世界各地で撮影した作品が、まずは、…

ブリッジ:恵比寿ガーデンシネマ

1.ゴールデンゲートブリッジ 世界で、最も有名な吊り橋の1つゴールデンゲートブリッジ。自殺の名所としても知られるこのゴールデンゲートブリッジで自殺した人々の関係者のインタビューで構成されたドキュメンタリー作品が、”ブリッジ”。実際に飛び降りる瞬…

アキ・カウリスマキ:罪と罰

1.罪と罰 さて、本日7月7日から、上映が始まっている 「街のあかり」の監督、アキ・カウリスマキの過去作品上演回が、この公開に先駆けて行われていましたが、そのなかで見たもう一つの作品が、「罪と罰」。ドストエフスキの原作を、その骨子だけ残して舞台…

たまには、思いつくままに

1.疲労 たまたまながら、いろいろな物が重なると、時間的にも精神的にも多忙満載になって、そして、身動きがとれないままに、疲労ばかりが溜まってしまう。 そうなると、ブログの更新も滞るし、というか、そもそもそのネタとなるような物事に対する活動が縮…

アキ・カウリスマキ:浮き雲

1.新作公開に先駆けて まもなく公開になるアキ・カウリスマキ監督の映画「街の明かり」を記念して、カウリスマキ監督の過去の作品を再上映する「カウリスマキのあかり」が開催されているので、行ってみる。 2.敗者三部作 敗者三部作と呼ばれる作品のうち最初…