The Last Supper : Coheed and Cambria
1.2枚目
Coheed and Cambria のDVDとしては、2作品目となる作品が、この ”Last Supper”。Good Apollo I'm Burning Star IV からの作品を中心に、それまでリリースされた3枚の作品からの演奏。1つ前のDVD作品 Live at Starland Ballroom に比べて、格段に会場が大型化して、かつ、セットも若干装飾が増えている。また、この演奏では、ゲストとしてキーボード奏者が参加。
2.スタンディング
相変わらず、観客の熱気はすさまじい物があって、すし詰めのオールスタンディング状態の中を絶叫するオーディエンスの姿がすごい。そして、演奏自体も、完成度よりも、勢いを重視する感がある。
3.DVD構成
DVDは、ライブ映像が主体だけれども、曲間にライブに見に来ていた観客に対するインタビューと、あと、ボーカルの、Claudio Sanchez のインタビューが挟み込まれる構成。意外ときれいな女性の観客がインタビューを受けていたりして、女性ファンも結構いるのかもしれない。まぁ、あえて、女性ファンにインタビューしただけだとは思うけれど。
4.それほど凝ってはいない
演奏であったり、ステージングは特に凝った物はなくて、演奏そのものを楽しむという感じ。ただ、終盤になってくると、Claudio Sanchez のギタープレイが暴れ出して、それなりに見物。マシンガンでも撃っているかのような姿勢で演奏するかと思えば、頭上にギターを抱えての早弾き。これが、またうまいので見応え聴き応えがある。それから、キラーソングが、"A Favor House Atlantic" のだけではなくて、"Wake Up" と "The Suffering" とあるので、盛り上げどころは、強力な盛り上がりをみせる。
個人的には、CDのライナーノーツの画像の凝りっぷりとか、コンセプトアルバムということを受けた、ステージを含めてもっと凝ったライブを期待したいところではある。
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