2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

六本木森美術館で子供視点「ゴー・ビトゥイーンズ展」

ゴー・ビトゥイーンズ展夏休みに入りつつある世の中と言うことで、美術界も、今年は特に子供を視野に入れた展示が多くなっているような気がする。 安易にキャラクターもので子供の入場を増やすという試みよりは、美術という視点からしっかりと子供にアプロー…

ハンガリーのギタリスト Both Miklos の新たなプロジェクトも凄い

Both MiklosNapra などでの活動で、知られるジャズロック系、バルカン系サウンドで早弾きを見せつけるハンガリーの凄腕ギタリスト Both Miklos。 あらたなプロジェクトと思われる Both Miklós és a Palimo Story による作品がリリースされたので聴いてみた。…

優しくて、懐かしい、Motorpsycho の新作

Motorpsychoノルウェーのバンドで、結構長い歴史を持つバンド、Motorpsycho。 その2014年新作 Behind the Sun がリリースされたので聴いてみた。 Pink Floyd的どの系統化でいうt、Pink Floyd 的な印象がするバンド。テクニカルさとか、明快さという領域では…

アレハンドロ・ホドロフスキーのリアリティーのダンス

ホドロフスキー鬼才というしかない人物、アレハンドロ・ホドロフスキー。その実に23年ぶりだという新作映画、「リアリティーのダンス」を見てきた。 さすがに鬼才というだけあってなのか、ほぼ満席状態でしたが、そんな観客をもきっと引かせたに違いない独特…

現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 に行ってきた

国立近代美術館現在、国立近代美術館にて開催中の展覧会「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展」に行ってきました。2014/8/26までの開催。 この展示は、世界的にも屈指だという台湾のヤゲオ財団のコレクションから選定された作品の展示。 ハードコ…

ヴィンテージロックの味わい Bigelf は Portnoy とともに

Bigelfプログレの枠で語られることの多いアメリカのバンド Bigelf。ただ、いわゆるプログレ色はそれほど濃くなくて、テクニカルに攻めるわけでもシンフォニックに攻めるわけでもなく、むしろヴィンテージなにおいがぷんぷんとするスタイルを貫くバンド。その…

楽しくて、美しくて、少し切ない「グランド・ブダペスト・ホテル」

ウェス・アンダーソン監督独特なコミカルさと美しい映像がいつも楽しめるウェス・アンダーソン監督の最新作、「グランド・ブダペスト・ホテル」を見てきました。 ある作家がある人からある少女が読んだ作品の作家の銅像から映画が始める。そこから、時代が階…

邪悪な祭り PoiL の Brossaklitt

PoiLPoiL は、フランスのかなりアヴァンギャルドなバンド。コミカルとも邪悪とも取れるようなスタイルで、Zamla なんかも想起させるけれども、ちょいとゴミゴミとした感じが少し、印象を異にする。 とはいえ、演奏はかなりタイトで、好き放題とも取れるよう…

Mats Morgan バンドによる新作は、ポストな進化

MATS/MORGAN BAND演奏力とオリジナリティーで高く評価される Morgan Ågren と Mats Öberg による MATS/MORGAN BAND。その久々の新作、Schack Tati がリリースされたので聴いてみた。ちなみに、このタイトルは、ジャケットにもあるチェスと響きで誰もが気づく…