2007-01-01から1年間の記事一覧
最後の今年の最後のブログエントリーは、2007年プログレ界の大事件のひとつ”New TrollsによるConcerto Grosso 続編のリリース”、に関連してそのライブDVDをご紹介。 来日もイタリアンロックの中でもクラシックとの融合という意味では、トップに君臨するとい…
Vicarious現代ロックの金字塔的バンド TOOL の映像作品がリリースされた。といっても、ライブではなくて、ミュージッククリップ。過去も何作か、映像作品を出しているけれど、今回の物は、アルバム10,000days から、Vicarious の映像。 強烈なライブでも映像…
一足お先に結局2009年のリリースになった、The Mars Volta のニューアルバムから、一足お先に、The Mars Volta の中心人物であるギタリスト、Omar Rodriguez Lopez のソロアルバムがリリースされた。 Calibrationタイトルは、Caliburation。これが、また複雑…
驚き現時点で、活動状態が微妙になっている現在のプログレシーンを作り上げる起爆源の1つでもあったハンガリーのバンド、SOLARIS のライブDVDが発売になっている。MEXICOでのライブで、演奏は、アルバム NOSTRADAMUS から。 重厚NOSTRADAMUS は、重厚なコー…
ポーランドプログレハード的なサウンドで、ポーランドを代表する存在になりつつあるSatellite の2007年新作、"into the night" を若干遅ればせながら聞いてみた。 面白いリズムドラマーが中心人物もあってか、最もこのバンドの面白いところは、リズムライン…
Web限定ライブDVD英国を影ながら代表するプログレバンド、Marillion。その2007年新作Somewhere Else をサポートするライブのDVDが発売になっている、"Somewhere in London"。ここ最近の傾向と同様、彼らの Web サイトからのみ販売。 彼ららしくライブは、彼…
二日目は水昨日に引き続き二日目は、中心テーマが水。佐藤卓、福原志保、アニリール・セルカンに加えて、四方幸子の4人。 デザイン、アート、サイエンスを横断したトークで、何となく、水が共通項。 ざっくばらんな全体的には、ざっくばらんなトークという感…
トークセッションシリーズICC再開後の企画として続いているトークセッションシリーズの第3弾は、「メディアを探索せよ」というタイトルで、比較的フリーに広義のメディアを語っている。メンバーは、宇川直宏,近藤哲也,松岡正剛、四方幸子の4人。今回は、出…
恒例のMarillion のファンクラブ組織、Web UK に加入していると毎年送られてくるクリスマス特典CDが今年もやってきました。かれこれ10年ぐらいになるのだろうか?CDラックに保管されたMarillion クリスマスCDも結構増えてきている。 内容は内容は、例年通り…
今年の前半2007年の6月あたりに発売になっていた Biffy Clyro のアルバム PUZZLE を聴いてみた。ちなみに、このBiffy Clyro は、知る人は高い評価をしているバンドで、ギター・ベース・ドラムの3人組。 Secret Machinesに近い私の印象では、このBiffy Clyro …
Mashupメディアアートの展示施設として世界的にも貴重な存在であるNTTインターコミュニケーション・センターICCが開催するMashup コンテストが実施される。gooと共催。 意外なところメディアアートとwebの連携というのは、何となくは感じていたしそこに何か…
オペラシティー現在、オペラシティーアートギャラリーで開催中で、2008年1月14日まで開催されている展示、北欧モダン デザイン&クラフトに先日訪れてみた。 いつもとは少し違う普段は、現代美術系の作家を展示する空間だけれども、今回は家具を中心とした展…
第二弾さて、ロシアを今や、代表するといってもいいかもしれない、キーボード系シンフォニックロックバンド、Little Tragedies の2007年 Chinese Songs シリーズの第二弾を聴いてみた。第一弾との関連性は、タイトルの通りで、中国の古詩を題材にした音楽。 …
メタマスメタマスという数学にまつわる本を今回は紹介。作者は、数学者のグレゴリー・チャイティンで、副題がオメガをめぐる数学の冒険。 停止確率オメガを話題の中心に添えて、数学における非常に難解な問題である、不完全性定理だとか、チューリングテスト…
弟元JAPAN メンバーで、近頃は Nine Horses やあとは、直島のアートプロジェクトにおけるサウンドなどとアートよりな活動を深めている David Sylvian の弟である、Steve Jansen の初のソロアルバム、Slope が発売になっていたので聴いてみた。ちなみに、Nine…
昨日の続き昨日のエントリーは、アーティストトークの方についてでしたが、本日は展覧会の方。東京初台のオペラシティーにあるICCにて開催中のサイレント・ダイアローグ展。2008年2月17日まで開催されている。 動植物動植物の様々な活動をメディアアートを通…
ふらりと東京は初台のオペラシティーに展覧会を見に行ってみると、そういえば、今回は、結構頻繁にアーティストトークがあって、そして、デイヴィッド・ダンのレクチャーとトークが実施されていた。 残念ながら、気づいていなかったために、ほとんど聞けなか…
ドイツ映画天才ピアニスト二人、それぞれの背景にある事情。そんな二人の女性のピアノを通した対話。 一人は、老婆でピアノの講師、もう一人は殺人犯としての囚人。その囚人女性の才能に惚れ込んだ老婆が、コンテストを目指すという展開。 ストーリー展開は…
5回目イタリアン・ロック バンド バンコのアルバム紹介も5回目。 春の歌初期の3枚がやっぱり、彼らの印象を決定づけているところがある故に、それ以降の作品は徐々に印象から薄れていってしまっているというところがあるかもしれない。その初期の作品とは少…
れあブさて、こちらのサイトでMashupを利用した、いくつかの試みサイトを展開しています。その中の1つで、はてなブックマークのホットエントリーではなくて、レアエントリーに注目したサイトれあブおよびその発展系れあマッチはてブを公開していますが、この…
大胆な英国の愁いを秘めたプログレ系バンド Porcupine Tree のEP、"Nil Recurring" が発売された。邦題は、"虚無循環"という狙いすぎたタイトル。 もともとは、"Fear of Blank Planet" に伴うツアーにおいて、ツアー会場限定で発売されていた物だが、日本だ…
六本木クロッシング六本木森美術館で開催されている現代美術の総合展示、六本木クロッシングの2007年版が現在開催中(〜2008/1/14)で、行ってみる。 ひたすらに虚しさ近年の美術家の作品を数作品ずつ集めて、順番に展示。 入ったとたんから、いまいちいやな感…
伝説のアヴァンギャルドバンドこのたび、2007年の暮れに、紙ジャケ再発が決まった、北欧の伝説的アヴァンギャルドで愉快なロックバンド、Samla Mannmas Manna の中心的存在であった、アコーディオン奏者、Lars Hollmer の久々のソロアルバムがリリースされた…
ヒット中低予算映画ながら、話題を集めているアイルランド映画"ダブリンの街角で"を見た。 もともと、音楽をベースにした映画だったので興味を持っていたのだけれども、いつの間にか、メディアでも取り上げられるようになって、その結果なのだろうか、ミニシ…
1983年イタリアン・ロックバンド、Banco Del Mutuo Soccorsoのアルバム紹介の第四回は、1983年にリリースされたアルバム、その名も"BANCO"をご紹介。 ポップの完成系1970年代も後半ごろから、シンフォニック路線から、ポップ路線へと、時代の影響もあって、…
TOOL独自の濃厚で暗黒な世界を表現するバンド、TOOL のフロントマン、Maynard James Keenan の新たなプロジェクトによるアルバムがヶ発売になった。プロジェクト名は、PUSCIFER で作品名は、 V Is for Vaginaで、そのネーミングからして、十分にリラックスぶ…
ポーランドのメタルポーランドのプログレ・メタルバンド、Riverside の通算3作目というか4作目というかの作品で、2007年新作、Rapid Eye Movment を聴いてみる。 いつも通りのダークネス全体的な曲調は、これまでどおりPain of Salvation に近いイメージで、…
スーパーグループShadow Gallery の Gary Wehrkamp , ex.Royal Hunt の DC Cooper , Spock's Beard の Nick D’Virgilio そして、Kurt Barabas の4人によるバンド、"Araman's Plight" の2007年デビューアルバム "Voice in hte Light" をご紹介。 ほぼShadow G…
気分転換我ながら、同じ自分のブログの景色を眺めていて、何となく飽きてきたので、ブログの見た目を少しだけ変えてみる事にした。 で、とりあえず、左側に置いていたパーツは、右側に移動させてみる。ついでに、パーツは色を変えてみた。本文以外にもいろい…
1.恒例の 英国のプログレ界を代表する最早ベテランバンド、Marillion。前作は、少し変則的なリリースだったため、プレオーダーが無かったけれども、次作15枚目のアルバムは、いつもどおり、プレオーダー制でのリリース。 で、そのプレオーダーがこちらのサイ…