2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

さらにすごくなった現代チェンバーロック YUGEN の iridule

YUGENYUGENはイタリアのバンド。2006年にデビューアルバムを発表したのだけれども、その当時もその完成度の高い複雑怪奇なジャズロックサウンドが大きな話題となった。 そんな、YUGENの2ndアルバム、iridule がリリースされたので聴いてみた。 大所帯プロジ…

三菱一号美術館に初めて行ってみた、カンディンスキーを見に

三菱一号美術館三菱一号美術館は、丸の内のはしっこにあって、有楽町から少し歩けばたどり着くことの出来るところにあるそれ。 もともとは、明治時代に、三菱一号館というのが、この同じ場所に建築されたらしい。その近代建築をある程度復元したのが、この三…

Flower king's の新たな派生バンド Hasse Froberg & Musical Companion

Hasse FrobergFlower King's のボーカリスト Hasse Froberg によるバンド Hasse Froberg & Musical Companion のアルバム、Future Past がリリースされたので、聴いてみた。Flower King's 関連のバンドという意味では、4っつめぐらいになるのかな、このバン…

プログレスパーグループ Transatlantic のライブDVDはやっぱり最高です

Transatlantic現代プログレ界では最高峰といってもいいだろうスーパーグループ Transatlantic。このバンドは、元 Spock's Beard の Neal Morse、元 Dream Theater の Mike Portnoy、Flower Kings の Roine Stolt そして、Marillion の Pete Trewavas による…

オランダのアート&デザイン新言語という展示が結構素敵でした

東京都現代美術館さて、先日のエントリーでは、トランスフォーメーション展について話題にしましたが、その同じ東京都現代美術館にて、同じ期間で展示しているのが、オランダのアート&デザイン新言語という展示。1F〜3FおよびB1Fの中央吹き抜けが、トランス…

トマス・ピンチョンのメイソン&ディクソンを読んだ

トマス・ピンチョンアメリカ現代作家の巨人、トマス・ピンチョンの作品、メイソン&ディクソンを読んだ。 このトマス・ピンチョンは、寡作な作家であり、かつ、公の場に姿を現さないが故に、謎めいた作家でもある。一方で、その作品のレベルは圧倒的であり、…

東京都現代美術館にて、トランスフォーメーション展

トランスフォーメーション現在、東京都現代美術館にて、開催中で、2011年1月30日まで行われる展示、トランスフォーメーション展を見に行ってみた。 この展示、トランスフォーメーションというタイトルのとおりで、変身とか移り変わり、変態、合体など、物事…

この秋にじっくりと浸りたい Lunatic Soul 2

Lunatic SoulLunatic Soul は、ポーランドのプログレメタルバンド、Riverside の Mariusz Duda による、ソロプロジェクト。同じポーランドの INDUKTI の Wawrzyniec Dramowicz なんかも参加している。 その Lunatic Soul のセカンドアルバムがリリースされた…

PCを音源として音楽をいい音で聞く方法を考える〜上級編

ネットワークオーディオへさて、PCを音源とした音楽鑑賞シリーズも第三回目で、とりあえずこれで最終回ということで上級編。 ここでは、前回主に紹介したUSB-DACについて、もう少し高級機について言及するとともに、PCをさらに超えたデジタル環境の考察とし…

オペラシティにて、ドミニク・ペローという建築家の展示

ドミニク・ペロー現在、オペラシティのアートギャラリーにて開催されている展示、ドミニク・ペロー展に行った。 この人ドミニク・ペローさんは、フランス人建築家で、この人の作った建築に関するドキュメンタリーのような映像と、模型・図面が展示されている…

エル・トポという伝説的カルトムービーを見てきた

エル・トポエル・トポという映画は、メキシコ映画で、アレハンドロ・ホドロフスキー監督によるもの。制作されたのは1970年で、40周年という名目の元に、デジタルリマスターも施されての再上映。ヒューマントラストシネマ渋谷で見てきました。レイトショー。 …

朝吹真理子さんという作家の”流跡”を読んでみた

話題話題と行っても、近頃は、ネットを中心として媒体が多岐にわたるので、世間一般で話題になっているのかどうかは定かではないのだけれども、私のTL上では話題になっていて、ちょっと興味がわいたので、読んでみた作品が、朝吹真理子さんという作家の作品…

ICCにて、”みえないちから”を体験してみた

みえないちから東京は初台のオペラシティ内にあるメディアアート施設 ICC にて、現在開催中の企画展 「みえないちから」 を見てきた。2011年2月27日まで。 振動英語のタイトルが、Vibrations of Entities とあるとおりで、この展示のテーマは振動。 確かに、…

インターナショナルオーディオショーに行ってみた

東京国際フォーラム毎年恒例のオーディオイベント、インターナショナルオーディオショー。今年も、東京国際フォーラムで、11月5〜7の3日間開催で、その中日、11月6日に行ってみた。 混雑オーディオというと、若干衰退の域にある趣味のジャンルのようでもある…

PCを音源として音楽をいい音で聞く方法を考える〜中級編

第二回ということで、PCを音源とした時の音楽再生について、前回はUSB-DACについて若干言及するというところまでで終了したので、今回は、そのUSB-DACあたりからいろいろと考察していく。 USB-DACUSB-DACはその名の通りで、USBからのデジタル出力をアナログ…

キューバの Anima Mundi は美しきシンフォニックロック

Anima Mundiさて、今回紹介するのは、キューバのバンド、Anima Mundi の2010年新作、The Way。このバンドは、1996年に結成されて、2002年に1stアルバムを発表している。で、このアルバム、The Way は彼らの3作目に当たる作品。 シンフォニック一聴して感じる…

じんわりと染み込んでくる映画です 「ソフィアの夜明け」

ソフィアの夜明けブルガリアからやってきた、孤独をかみしめるような映画、ソフィアの夜明けを見てきた、イメージフォーラムにて。 この映画は、カメン・カレフ監督による映画。そのタイトル通り、ブルガリアの首都、ソフィアを題材にした映画。ある男。木工…