Flower king's の新たな派生バンド Hasse Froberg & Musical Companion
Hasse Froberg
Flower King's のボーカリスト Hasse Froberg によるバンド Hasse Froberg & Musical Companion のアルバム、Future Past がリリースされたので、聴いてみた。Flower King's 関連のバンドという意味では、4っつめぐらいになるのかな、このバンド。Flower King's 人脈の方々のこの活動意欲の旺盛さには頭が下がります。パワーポップ
このバンドは、バンド名に本人の名前が入っているぐらいなので、Hasse Froberg が完全に中心なバンドなのだろう。楽曲も作詞作曲とも、Hasse Froberg による。このバンドの奏でるサウンドは、他の Flower King's メンバーのサイドプロジェクトとは違って、プログレ色は薄めで、どちらかというと、パワーポップというのか、産業ロックというのか、そんな印象の強いサウンド。メロディアスなやわらかいサウンドをベースに、きらびやかなキーボードワーク、ギターワークがからむというような展開。プログレ風味のあるポップロックというところで、Journey なんかのイメージにも近い気がする。
ちなみに、ブックレットのメンバー写真も、あえてなのだろうけれども、80年代風味がする。
さわやか
そんな感じで、全編にわたって、さわやかな風が抜けていくようなそんなロックサウンド。こてこてとしたプログレサウンドはあまり出てこない。なので、プログレサウンドを期待しすぎると肩すかしをくらうかも。というよりも、Flower King's の後期のサウンドにある軽快なロック色の部分だけを抜き出したようなサウンドが主体で、そのような観点で聴けば、気軽に楽しめるポップロックとして十分な出来だと思う。混合
Flower King's の各メンバーによるサイドプロジェクトを聴いてみると、各々に少しずつ異なる嗜好が、見事に混合されて、Flower King's のサウンドが構築されていたのだねってところがよくわかる。ヘヴィロック、ジャズロック色の強い嗜好を感じる、Jonas Reingold 。クラシック、シンフォニックロック色への嗜好を感じる、Tomas Bodin 。ハードロック、ポップロック色への嗜好を感じる、Hasse Fröberg。そして、それを統括するのがユートピアシンフォニックロックを展開する Roine Stolt など。気軽に
ということで、この Hasse によるサイドプロジェクトは、Flower King's を愛する人向けという感じが強いかもしれない。必死に聴いて絶賛するようなシリアスな作品というよりは、ちょっと箸休めというようなサウンドと感じた。関連リンク:
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