2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧
さて、ICC閉鎖閉鎖について考える第3弾です。 その前にすこし思うこと。 青山ブックセンターが閉店になったときに比べると、 ICC閉鎖については世間一般への露出度は低いという印象がありますね。 それはさておき、今回は、そのほかの美術館の動きなどについ…
シンセサイザーの発明者ロバート・モーグ氏が亡くなった。 先日氏の発明したMoogシンセサイザーにまつわるドキュメンタリー映画 が公開されて、それなりに話題になり、DVDも先日発売になったばかり。 今思うと、病もあって映画が作られたという側面もあった…
伝説のプログレバンドIt BitesのライブCDとDVDがInside Outからリリース予定。 いずれも、過去にWebオンリーでリリースされたものの再発。 日本では、彼らのアルバムの紙ジャケ再発もあり、KINO以降にわかに盛り上がるIt Bites周辺。It Bites It Bites(AMAZO…
あの、一時大ブームを巻き起こしたMr.Beenが、なんとアニメ化し、そのDVDが発売される予定。 ロ−ワン・アトキンソン その人が監修してなので、公認のアニメ化といえる。 一体どういうことになっているのか。 実写だからこそ、面白い部分がかなりあるとは思う…
原美術館で開催中のやなぎみわ氏の展覧会行ってきました。 こういうと何ですが、予想を遙かに上回るいいものでした。 童話シリーズの作品などを見ていて、中南米的な様子と寓話的な様子から、 作家ガルシア・マルケスに代表されるマジック・リアリズム的な …
ということで、ICC閉鎖について考える第2弾。 文化に対する企業と公共事業の役割について。 バブル崩壊後の不景気以降徐々になのか急になのかは別にして、 日本社会の構造が変化してきていることは事実である。 終身雇用崩壊、外資参入、投資熱などなど。 そ…
近頃美術館の閉鎖、休館が相次ぐ中、私が非常に愛好していたICCもその仲間入り という噂がかなり現実的な流れ方をしています。 (まず先日もここに記載したように、昨今の東京都現代美術館を批判し、ICCを評価してみたが、 これが足下から崩れる状況になって…
生誕100年つながりで、今度は、サルトル。 ここのところ、密やかなブームも感じられていたサルトル。 サルトルも今年が生誕100年としての節目であり、関連書の出版ラッシュ。 その中でも代表格が「サルトルの世紀」 R・H・レヴィ 藤原出版。 ここのところ、…
東京オペラシティのICCにて開催中の ローリー・アンダーソン展。 音を中心として、時に映像も交えられる作品群。 参加型体験型の作品が多いので普通に面白い。 時々、何をどうしていいのか不明ではあるが。(係員が結構教えてはくれる。) メッセージ性のも…
東京オペラシティにて開催中の難波田龍起展行って参りました。氏の人生に沿い、時系列に並べられた作品。 改めて、このような形でみるというのも興味深いものです。 具象に始まり、具象から抽象への転回。 初期の抽象は、明らかに具象の延長線上にある作品だ…
来年、2006年はサミュエル・ベケット(作家、劇作家)の生誕100年で、それに関連した イベントがいくつかあることはここでも言及していましたが、 実は、今年、2005年はエリアス・カネッティ(作家、劇作家)の生誕100年でした。 うかつにも見…
ヘンリー・ミラーコレクションの第四巻「クリシーの静かな日々」。 とてもいい作品でしたので、こちらに感想をアップしてみました。 これは短編集なのですが、有名ないくつかの長編とは 若干趣の異なる作品であり、かなり興味深くまた作品としての 出来がす…
なんとも、いろいろな意味で衝撃的なニュース プログレッシブメタルの創始者といってもいいQueensrycheの新作は なんと、ロック史上に燦然と輝く名作 OperationMindCrimeの続編 OperationMindCrime〓だそうだ。 現在制作中であり、来年初めころにリリース予…