2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

そして、Bancoがやってくる?

1.驚き Porcupine Treeのライブで配られていたパンフによると、なんと、イタリアの誇るプログレバンド、Banco del Mutuo Soccorsoが来日するみたい。最近プログレが熱いクラブチッタにて。 2.あれは 確かもう10年前だろうか、Bancoの来日、一度はフルセット…

Porcupine Tree:人見記念講堂

1.遂に 近頃、日本盤が発売されたりと、やたら力が入れられているPorcupine Treeですが、遂に、まさに、遂に、夢のまた夢のような単独来日公演が実現。Signifyあたりから聴き始めた身としては、まさに10年越しの夢という感じ。きっとそんなファンも大勢ライ…

パラレル・ニッポン:東京都写真美術館

1.概要 日本国内にある様々な建築物を紹介する展示。テーマにしたがって二つずつ対にして紹介している。一部模型もあるが、基本的にはパネル展示であって、写真と説明文というものなので、鑑賞というよりはある視点で切り取った建築に対する視点を読むという…

ニキフォル 知られざる天才画家の肖像:東京都写真美術館ホール

1.Nikifor ニキフォルは、アール・ブリュットの文脈で語られることの多い画家であり、いわゆるアウトサイダーアートとして分類される画家の一人。 2.映画 そのニキフォルの晩年、ある画家との遭遇とその後の展開を描いているのが、この映画。 映画の作り方と…

From del.icio.us to Google Co-op

1.Google Co-op 自分専用のもしくは、複数の人でコラボして作る検索サイトGoogle Co-opが結構面白くて便利。Googleにユーザー登録しておけば、利用できる。ちなみに、Google以外がやっている似たようなサービスが結構前からあって、Rollyoなどがある。こちら…

スーパーエッシャー展:Bunkamura the Museum

1.さてさて 先日、YouTubeでエッシャーの矛盾した世界をアニメ化した映像が少し話題になりましたが、そのエッシャーの展覧会が渋谷Bunkamuraにて開催中で、2007/01/13まで。 2.網羅 今回の展示は、生涯にわたる作品を網羅していて、いわゆるエッシャーという…

Mars Volta : Zepp Tokyo Live

1.すげー さて、Mars Volta来日公演、東京は2006/11/22。遅れ気味開演のアンコールなしなので、実質1時間40分くらいのライブ。時間だけでいうと、とても、短いライブのような気がするのだが、さにあらず、内容がそう感じさせない。圧倒的なテンションとテク…

明日へのチケット

1.共同監督 ケン・ローチ、アッバス・キアロスタミ、エルマンノ・オルミの3人が共同監督という少し変わった映画。タイトルの通り、電車に乗る人々のそれぞれの様子を描いた作品。場面を大きく分けると3種類あってそれぞれをそれぞれの監督が描いている。 2.…

ルソーの見た夢、ルソーに見る夢:世田谷美術館

1.砧公園 東急東横線用賀から徒歩20分、バスで10分くらいのところにある世田谷美術館(ルートはこちら)は、砧公園内にあって、なかなか素敵な環境。そこで、現在素朴派を代表する画家、アンリ・ルソーとその作風に似た作家の作品を集めた展覧会が実施されて…

莫言 追記

そんなわけで、ちょっとこちらの記事の影響を受けて、確かに、日本語と英語にこだわる必要もなくて、もっともっと可能性があるのかもしれないと少し、”莫言”をGoogle Chinaで検索してみたところ、それなりに引っかかってきて、それをもとに少し探索し見てる…

莫言:四十一炮

1.概要 大作の多い莫言氏ですが、今回も上下巻に渡る大作。ある少年の語りとその語りの場の周囲で起こる出来事をラップさせながら作品が展開される。その少年の幼年期から現在までに至る過程なので、おおむね10年あまりの歳月が描かれていることになる。 2.…

Marillion:mirrors

1.対 第3回。今回も、2005のmarillion Weekendからの音源で、"mirrors"で2枚組。 "marbles by the sea"と"smoke"とこれで、2005のmarillion Weekend音源が揃うことになる。前回紹介の"smoke"がロック感の強い音源が揃っていたが、今回紹介の"mirrors"は、そ…

Marillion:smoke

1.引き続き 昨日から引き続き、Marillionのネット販売作品のご紹介。今回も、2005のmarillion Weekendからの音源で、1枚ものCD。タイトルは"smoke"。 2.ロック この"smoke"は、ロック色の強い曲ばかりを集めて一枚に仕立てた作品。特に近年は、かなり渋い印…

Marillion:marbles by the sea

1.次のスタディオアルバム 現在彼らの14枚目となるアルバムをレコーディング中で、2007/3/26にタイトル”Somewhere Else”としてリリース予定であると発表した英国を代表する中堅プログレバンドMarillionの話題を。 ちなみに、ここ数作アルバム制作中からプリ…

Out Trio : 来日

1.渋い Frank Zappa人脈の一人で、ロックからジャズ、民族音楽、室内楽などと、縦横無尽に活動する天才ドラマー Terry BozzioがユニットOut Trioとして来日します(ぴあはこちら)。ギターはAlex Machacek ベースは Doug Lunn。 2007/1/24 (水) :大阪 BIGCAT…

A・ソルジェニーツィン:収容所群島復刊

1.復刊 ノーベル文学賞受賞者でもあるロシアの文学者A・ソルジェニーツィンの代表作収容所群島がブッキングにより復刊された。 2.ノーベル賞作家だけれど 某作家がノーベル賞を取るかもしれないとなると大騒ぎになるにもかかわらず、実際にはノーベル賞作家…

なんとなく、Devil Doll

1.なんとなく ちょっと、最近新ネタが無いので、少し古いところのねたを取り上げてみようと言うことで、一時期熱狂的に支持された謎のバンドDevil Dollを取り上げる。実のところ、最近大量のCDの整理をしていて、今まで過去作品が埋もれてしまってアクセス困…

ANGRA:Aurora Consurgens

1.優等生メタル ブラジル出身のメタルバンドANGRAの2006年新作”Aurora Consurgens”がリリースされている。もともと、プログレがかったというか、METALICAあたりの正統派後継者というかという感じだったが、さらに、前作Temple of Shadows:あたりから、そのプ…

どうでもいいけど その2

1.もう一度 この間、朝日新聞の夕刊に記載された評論がひどすぎるという件を書いてみたが、一方で、一部にあの文章を賞賛している文章を見てさらに不思議さが増してきたので再度少し書いてみる。 2.大丈夫? で、少し考えたところ、最大の違和感の発生要因は…