莫言 追記



そんなわけで、ちょっとこちらの記事の影響を受けて、確かに、日本語と英語にこだわる必要もなくて、もっともっと可能性があるのかもしれないと少し、”莫言”をGoogle Chinaで検索してみたところ、それなりに引っかかってきて、それをもとに少し探索し見てると、こんなサイトに行き着きました。
どんな具合なのか不明なのですが、どうも、”四十一炮”が全文掲載されているように思える(全チェックはしていないので確実ではないですが)。権利的なものはどうなっているのだろうか。ちなみに、Google Translateを使用すると、この中国語サイトがこちらのように英語でそれなりに読める。
まぁ、文学作品なので、さすがに自動翻訳では・・・というところはありますが、しかし、確かにすごい、言語の壁も意外と崩れかけているようにも思えてくる。自動翻訳しやすい文章がネット上では利用され始めるとか、英語がより崩れてくるということもあるかもしれないし、それを通して自動翻訳を媒介としたピジンクレオールという新たな言語生成までも・・・、というと飛躍しすぎか。しかし、web1.0初期というかNetscape全盛期には、共通言語である、エスペラント語が復活するのではと夢想した人も多かったがそうはならずだったけれど、やはり、言語の壁を越えようという思いは多くの人に強くて、だけれども、それが実はある程度のレベルまでは既に可能かもしれないと言うことかもしれない。