小説ノスタルジックな雰囲気を構築するプログレバンド、The Tangent の2008年の新作、"Not as Good as the Book" は、中心人物 Andy Tillson の自伝的小説と連動したコンセプトアルバム。本付きのスペシャルエディションもあって、それを私も購入した物の、…

イスラエルイスラエルの映画、ジェリーフィッシュを見てみた。 イスラエル映画とはいっても、特に強い地域性や政治性があるものではなくて、日常的の人間関係を見つめた作品。 これが、とてもすばらしく、そして、かなり精神的にぐっとくる作品。全体的には…

遂にエモでメタルでプログレッシブなバンド Coheed and Cambria が遂に来日。私が見に行ったのは、2008年3月25日の東京は代官山UNITでのライブ。 少ないもともと、海外と日本とでは、人気が雲泥の差のバンドなため、来日してもお客は入るのだろうかと心配し…

アナログ元々、アナログオンリーのリリースであった、スウェーデンの幻想的プログレバンド、Paatos の SENSORS がCDでも発売になった。 スローに、確実にメロトロンサウンドを中心とした幽玄なサウンドが彼らの特徴なのだけれども、ライブでもその雰囲気作り…

はじめに現代を代表するコロンビア出身のノーベル賞作家、ガルシア・マルケスの”コレラ時代の愛”をようやく最後まで読んでみた。というのも、途中まで読んだところで、友人にこの本を貸したところ、そのまま、返ってこなくなってしまって、しばらく読むこと…

ウェス・アンダーソンザ・ロイヤル・テネンバウムズなどでコメディータッチに、見事に人間関係を描く、ウェス・アンダーソン監督の最新作、ダージリン急行をみてみた。シャンテ・シネにて。 ゆるさ3人の兄弟が、インドにて、ダージリン急行に乗り込む。長男…

新作スウェーデン出身の、エクストリームメタルにプログレ風味なバンド、Meshuggah の2008年新作、”Obzen” を聴いたみた。 基本基本は、かなり攻撃的なサウンドのメタル、なのだけれども、手数と交錯するインストルメンタルが、とっても、プログレ的で、複雑…

資生堂ギャラリー資生堂ギャラリーのArt Egg の最終回は、彦坂敏昭氏。東京都現代美術館のアニュアル展”解きほぐすとき”にも取り上げられている作家で、現在注目の作家。 残存と崩壊東京都現代美術館の展示作品と同様の、風景写真に後処理を加えた後に、ドロ…

待望のデビューアルバムさて、ライブやEPなどなどのすさまじさから、結構前からかなり話題になっていた、バンド Battles が満を持して発表したデビューアルバム Mirrored を遂に聴いてみた。 感想の前に、少し情報。Battles は4人編成のバンドで、Math Rock …

年次イベント国立新美術館の年次展示、Artist File の2008が現在開催中で、2008年5月6日まで。 で、いろいろとついでもあって、行ってみた。 前半戦まずは、前半戦なのだけれども、これがいただけない、個人的な感想だけれども。まずは、どうも、コンセプト…

YESプログレッシブロックを代表するバンドの1つ、YESが、今年結成40周年を期に活動再開する模様。 しかも、メンバーは、Jon Anderson , Steve Howe , Chris Squire , Alan White そして、キーボードは驚きの、Oliver Wakeman は、Rick Wakeman の息子です。 …

UBS金融会社UBSのアートコレクションからの展示が、六本木美術館にて開催中で、2008年4月6日まで。 現代美術を俯瞰コレクションなだけあって、あるテーマに沿ったというよりも、20世紀以降の現代美術を満遍なく展示しているという印象。なので、有名どころは…

テキスト昔から、テキストとか数字とか、そういったものが好きで、だから、特にテキストに依存した（情景描写や情緒に依存したではなく）タイプの文学が好きだし、データの山を見つけるとちょっとうれしくなるし、だから、無駄にプログラムを書いて喜んでみ…

驚き全く気づいていなかったのだけれども、エモ・プログレ・メタルの雄で、現在最もポップで変なバンド、Coheed and Cambria の来日が決定していて、しかも、2008年3月の25、26日と間近に迫っている事に今頃気づいてしまった。ということで、これは是非とも…

Zappaさて、Frank Zappa も認める、超絶プレイヤー Mats & Morgan の恐らく初のDVD作品、”Heat Beats Live/Tourbook 1991-2007” がリリースされているので早速見てみた。ちなみに、2枚組で、1枚はライブCDで、もう一枚がライブDVD。 その前に少し、ご紹介。M…

アートエッグ銀座にある資生堂ギャラリーにて第二回アートエッグの展示が開催されている。現在は、槙原泰介氏の展示で、2008年3月2日まで、それ以降はまた展示替え彦坂敏昭展氏に変わる。 シンバルとっても不思議な展示で、地下にある資生堂ギャラリーをスタ…