2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

サミュエル・ベケット:エンド・ゲーム

1.ぎりぎり さて、世田谷パブリックシアターのシアタートラムにて、現在開催中の演劇、サミュエル・ベケット生誕百周年を記念しての、エンド・ゲームに仕事をぎりぎりで切り上げて、何とか無事見ることが出来ましたとさ。 2.概要 もともとの邦題は「勝負の終…

Magenta:home

1.とりあえず さて、Magentaは英国のバンドで、Rob Reed のソロプロジェクトがそのまま発展してバンドになった形。2001年デビューで、フィーメイルボーカルを中心に配したプログレバンドで、Steve Hogarth期初期のMarillionを思わせるような、かちっとしたプ…

そして、Boz Burrell も・・・

1.今年は・・ 毎月のようにプログレ第一世代の訃報が届きますが、ex. King CrimsonのBoz Burrell が亡くなったそうです。 2.追悼企画 元メンバーからの追悼コメントが寄せられているようです。詳しくは、DGM Liveのページを参考ください。 3.ご冥福をお祈り…

ICC:アートのオープンソース化は可能か?

1.またネットより そんなところで、今回のイベントもネット越しに聴く。ネットから聴くことの良さも結構あって、ネットの話題が参照されると即検索して、そのサイトをチェックできるというところ。ついでに、検索しなくてもいいように、話題になった内容のリ…

Terry Bozzio with The Tosca Strings : One World

1.凄い数 さて、ロックからジャズから多方面へとまたがる凄腕ドラマーTerry Bozzioがストリングカルテットと競演したDVDがこれ。 相変わらず大量のパーカッションズが並べられたドラムキットは圧巻。彼のサイトに行くと詳細がわかります。 2.中身 演奏の方で…

ICC:コネクティング・ワールド

1.まずは展示 1.1概略 さて、2006/11/26まで東京:初台のICCにて実施されているコネクティングワールド展。リニューアル後の初の有料展示でもある。 展示は、ギャラリースペースの多くが無料スペース化したこともあって、しきられてはいるものの、一つのスペ…

Mars Volta : Amputechture

1.遂に 私が、勝手に現代Deformed Rock御三家と呼んでいる、バンドの一つ、Mars Voltaの3枚目のアルバムが、日本盤先行で発売になっている。あっ、ちなみに、他の2バンドは、TOOL と Muse で、いずれも今年新作を出しています。 2.中身 さて、3作目。前2作品…

Dream Theater : Score

1.20周年 さて、現在最強のロックバンドといっても良いと個人的には思っているProgressive MetalバンドDream TheaterのライブDVDとCDが発売になった。タイトルはScore(スコア~フル・オーケストラ・ライヴ2006)。 2.Best & Orchestra 2.1 Dream Theater's …

しあわせな日々 : サミュエル・ベケット

1.概要 さて、劇団世界劇場によるサミュエル・ベケットの戯曲「しあわせな日々」の舞台が、ランドマークホールにてあった。そのだりんと大久保鷹が出演。 2.埋まる人 土の中に半身埋まっている女性とその背後でごろごろと蠢く男性が登場人物。ほとんどが女性…

Strapping Young Lad : The New Black

1.日本盤決定 さて、先日日本盤が発売された、SynchestraをDevin Townsend Band(DTB) 名義でリリースしたDevin Townsendですが、それから少し遅れてリリースされたのが、このThe New Blackで、名義は、Strapping Young Lad(SYL)。ちなみに、こちらの方も先日…

スタニスワフ・レム Stanisław Lem : 天の声・枯草熱

1.SFの巨人 先日、残念ながら亡くなってしまったSFの巨匠スタニスラフ・レムの作品「天の声・枯草熱」を読んでみた。レムというと、「ソラリス」があまりにも有名すぎて、その他の作品が知られていないが、この作品は、スタニスワフ・レム・コレクションとし…

Adrian Belew : side three

1.KingCrimsonの さて、King Crimson初のアメリカ人でかつベーシスト以外のボーカリストという称号を持つ、凄腕変態系ギタリスト Adrian Belew のソロ作品。かなり昔にギターで象の鳴き声を出したりする日本のCMにも出ていたはず。それから、今度Porcupine T…

Make:オライリー

1.デジタルより出でて さて、コンピュータ系プログラム系書籍で知られるオライリーから、雑誌「make」が創刊された。米国版は、既に存在して、あらたに日本版が刊行されたわけだ。年2〜3回のペースでの発行とのこと。 2.これはすごい ということで、購入して…