Adrian Belew : side three
1.KingCrimsonの
さて、King Crimson初のアメリカ人でかつベーシスト以外のボーカリストという称号を持つ、凄腕変態系ギタリスト Adrian Belew のソロ作品。かなり昔にギターで象の鳴き声を出したりする日本のCMにも出ていたはず。それから、今度Porcupine Tree と公演するProjecKt6で日本に来ます。
2.マルチ
そんな彼は、マルチミュージシャン。ということで、この作品も基本は自分で全ての楽器をだが、ゲスト陣営がこれがすごくて、Denny Carey from TOOL, Les Claypool from Primus, Robert Fripp from King Crimson, Mel Collins ex. King crimson などなどで、さらにマルチが行き過ぎて、アルバムのペインティングまでやってしまっています。
3.不思議なアルバム
さてこの作品、タイトルがside three となっていて、つまり、この作品の前に、Side TwoとSide Oneが存在しています。残念ながら、私はこの作品が初聴きですが。
で、音の方ですが、これが、期待通りの不思議感。エレクトリックな部分と弾きまくりアンサンブルなところが微妙な加減でミックスされていて、全体的には、エレポップ風だけれど演奏のすごさを堪能できるというできばえ。ちょっと聴いたことがあるような、だけれども、全くもって、他では聴くことの出来ないタイプの音楽。Decipline期のKrimsonの雰囲気に近いところもあるが、それがさらに不思議に発展していったという感じ。そのあたりの曲から感じるのは、Krimsonの曲のうちのポップ的な音楽って、Adrian Belewの要素が強く出ているということなのだと改めて確認できる。
4.多彩
それにしても、これだけの音のタイプをくみ上げてアルバムにしてしまうって、才能は、すごい。さて、Adrianの他のソロ作品をがしがしと聴きたくなってきてしまった。
関連リンク：
Official Adrian Belew Site
Adrian Belew Myspace
using 'del.icio.us'
関連サーチ：
Adrian Belew(AMAZON.co.jp)
Adrian Belew(Technorati.jp)
Adrian Belew(Last.fm)
Powered BY AmazoRogi
