2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

北欧の幽玄 Necromonkey は現代的でサイケデリックで

NecromonkeyNecromonkey は、Angalagard の Mattias Olssons と Gösta Berlings Saga の David Lundbergs によるバンド。いずれもスウェーデンを代表する暗鬱系バンドのメンバーなので、それだけで期待が高まる。 その新作、a glimpse of possible endings …

Little Tragedies はこってりと、そして妖艶に

Little Tragediesロシアを代表するキーボードプログレバンド Little Tragedies。その新作 At Nights がリリースされたので、聴いてみた。 期待通り彼らのスタイルは、まさにキーボードプログレという、うにょうにょ系を中心とした弾き倒しキーボードサウンド…

「宇宙の扉をノックする」は最新の物理がちょいとウザめの文章で

リサ・サランドールリサ・サランドールという女性物理学者の書いた「宇宙の扉をノックする」という本を読んでみた。 ちなみに、高校時代のクラスメイトに、ブライアン・グリーンがいるそうだ。 なお、先に書いてしまうが、宇宙物理に関する書籍は、今回紹介…

ポストなエレクトロポップ Pattern Is Movement

Pattern Is Movement今回取り上げるのは、Pattern Is Movement という、なんというのだろう、ポストロックというのか、エレクトロポップというのか、なサウンドを奏でるデュオ。 ドリーミー浮遊感のあるドリーミーナサウンドで、Battles から激しさやアンサ…

スイスから Dawn の Darker は美しき暗鬱

Dawn今回紹介するのは、スイスのバンド Dawn による Darker という作品。 バンド名からしても、作品名からしても、そして、蛾のようなジャケットアートからしても、その音が想像出来てしまいそうな感じだが、このアルバムは、まさに、その想像通りの作品。 …

伝説のバンド Hoyry-Kone 遂に再発「偽理髪師」を聴いた

Hoyry-Koneフィンランドの摩訶不思議なチェンバロック系バンドとして知られて Hoyry-Kone。最近は、しばしば来日も果たしている Alamaailman Vasarat の Stakula さんが在籍していたバンドとしても知られている。 日本では、日本版タイトルが、「昆虫偏愛」…