Little Tragedies はこってりと、そして妖艶に



Little Tragedies

ロシアを代表するキーボードプログレバンド Little Tragedies。その新作 At Nights がリリースされたので、聴いてみた。


期待通り

彼らのスタイルは、まさにキーボードプログレという、うにょうにょ系を中心とした弾き倒しキーボードサウンドを中心とした構成に、決してうまいとは言えないが味のあるボーカルを交えたちょっと、垢抜けない感がむしろ味わいとして楽しめるスタイル。
そして、この作品でも、そのスタイルはそのままに、さらに進化した姿を提示していて、まさに期待通りの作品といえる。


時に妖艶?

キーボードの破壊力によって、力強く粘着質なシンフォニックロックは、これはいつも通りの聴き応えなんだけど、さらに今回のあるばむの魅力は、バラッド系楽曲での妖艶とも言えるような妖しげな魅力。
雰囲気ある静やかな楽曲には、美しさという表現では語りきれない、不思議な魅力がある。


力作

ということで、いい意味でマンネリなサウンドを今回のアルバムでも見せつけてくれた Little Tragedies。それでもなお、新しい魅力を感じさせてくれるこのアルバムは力作というしかない。
キーボードプログレファンには溜まらない一枚です。

関連リンク:
Little Tragedies - The Russian Progressive Rock Band
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At Nights
発売元 : Imports
発売日 : 2014-04-15 (1CD)
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