2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Flower Kings のライブサポートを Pat Mastelotto?

1.ドラマー 先ほど、新作を発表したばかりの Flower Kings 。そのアルバム作成中から、ドラマーが定まらない状態でしたが、このアルバムをサポートするツアーでは、なんと、King Crimson の Pat Mastelotto が行うという噂・・・。 2.期待 なんとなく、Flowe…

銀座資生堂ギャラリーで境界をまたぐ

1.北原愛 海外ではそれなりに知られた美術家であるらしい、北原愛さんの個展”世界をどう区切るのか”が銀座の資生堂ギャラリーにて開催されているので、訪れてみた。2007年12月23日まで。 2.国境 日本では、感じる事の少ない国境という存在だけれども、きっと…

Space fo your Future 現代美術の幻の力

1.東京都現代美術館 東京都現代美術館にて2007年10月27日から始まった展示"Space fo your Future"に早速行ってみた。副題が、「アートとデザインの遺伝子を組み替える」であって、アート、デザイン、建築、ファッションなどなどのジャンルをクロスオーバーし…

待ちに待ったCo. & Ca. の新作 "No World for Tommorrow" リリース

1.さて このブログにも何度となくエントリーした、アメリカのエモプログレメタルバンド Coheed and Cambria の新作 "No World for Tommorrow" が、遂にリリースされた。 2.日本盤も 日本盤もリリースされていて、その他には、DVD付きスペシャルエディション…

ポーランドからプログレメタルに歪んだキーボードサウンドを組み込んで

1.ポーランド ポーランドのバンド、Osada Vida は2000年にアルバムデビューを果たしたバンド。アルバム3枚を順調にリリースしたところで、メンバーの脱退があり、その後新メンバーを加えての出直しの4枚目のアルバムが、今回言及する2006年にリリースされた …

イタリアの幻 そして、リリースされる

0.イタリアづいてます なんだか、最近のエントリーがすっかりイタリアン・ロックに偏ってますが、今日もイタリアで押します。 1.リリースされず さて、プログレ界には、活動機関が異常に短いだとか、アルバムをリリースするチャンスに恵まれないんがらも、わ…

バンコのアルバム紹介の3回目は ライブ

1.初の バンコにとっては、初のライブアルバムとなった Capolinea を今回は紹介。Giacomo おじさまが草地に寝ころんでいるジャケットが目につくアルバムです。 ポップ化への変容をみせていた時代のライブで、1979年-1980年あたりのライブの音源を収録した物…

もうひとつの(?)New Trolls による Concerto Grosso

1.複雑 さて、イタリアン・ロックのなかでも、最もクラシックの要素を取り入れていた事もあるバンド、New Trolls。その New Trolls のオケ入り Concerto Grosso のライブも収録されている DVD + CD が発売になった。 とはいっても、この New Trolls ちょっと…

イタリアンロックの巨星バンコ来日公演 クラブチッタ1日目

1.10年ぶり イタリアン・ロックといえば最も最初に出てくるバンドの1つバンコこと、Banco Del Mutuo Soccorso の来日公演1日目(2007年10月20日)に行ってきた。 私の記憶だと、前回の来日はほぼ10年前。当時は、一度フルセットバンドとしての来日があったけ…

ダークで荘厳で美しくて Deadsoul Tribe の新作

1.Deadsoul Tribe 2000年代に入っていこう、順調に活動を続けているアメリカのプログレ・メタル系バンド、Deadsoul Tribe の2007年新作 "A Lullaby for the Devil" を聴いてみた。通算5作目の作品。 2.さらに完成度高く ダークメタルな領域と荘厳な美しさを…

ドイツだけど、直球派なプログレメタルバンド Sieges Even の新作

1.ドイツ ドイツのバンドというと、あまりにもひねりが効きすぎて、なかなか常人ではついて行けない世界を構築していまうバンドが多いですが、今回紹介するドイツ出身のプログレメタルバンド Sieges Even はそういった感じのバンドではなくて、比較的オーソ…

バンコのアルバム紹介その2

1.第2回は、ポップに さて、今回紹介するイタリアのロックバンド、バンコのアルバムは、1980年のアルバムは Urgentissimo で10作目の作品。 2.時代 このアルバムは、時代の影響もあって、かなりのポップ度の高いアルバム。メンバー的には、Nocenzi 兄弟、Gia…

Flower Kings より、悪を超えて : The Sum of No Evil

1.新作 さてさて、スェーデンを、そして、1990年代以降のプログレッシブロックを代表するバンド、The Flower Kings の2007年新作 ”The Sum of No Evil” がリリースになっている。 2.ファンタジック・ロック全開 前回の作品で、彼らの大本の特長であったファ…

ルポ最底辺

1.日雇い 近頃、話題になっているネットカフェ難民だとか、派遣労働、日雇い派遣などなどの労働格差を切り口に、その原風景ともいえる釜ヶ崎での日雇い労働および野宿の実態についての著者の体験をふまえたルポルタージュ。また、その釜ヶ崎ルポの延長線上の…

イタリアの至宝 バンコのアルバムを少しずつ

1.来日 さて、2007/10/20,21とクラブチッタにて、久しぶりの来日公演を行うイタリアン・プログレッシブ・ロックの至宝、バンコことバンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソ。本当は、今年前半の予定だったのだけれども、メンバーの都合で延期でようやくの来日。 …

キュレーターズ・チョイス07 対話する美術館 は今日まででした

1.東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイスにある、東京都写真美術館にて、キュレーターズ・チョイス07 が2007/10/08 まで開催されていた。 2.ふらりと まぁ、是非とも見ようという感じではなくて、通りがかったので見ておこうとそんなきぶんで訪れてみたわ…

デヴィッド・リンチ インランド・エンパイア

1.複雑怪奇 さて、世界の奇才映画監督の一人、デヴィッド・リンチの最新作、インランド・エンパイアを恵比寿ガーデンシネマで見てみた。ちなみに、3時間ぐらいある大作である。 2.平行し分裂し 予想通りの、意味不明さ加減。複数のテーマが関連しているよう…

プログレ サーカスがやってくる Shadow Circus

1.アメリカから アメリカから2007年に、デビューしたバンド、Shadow Circus。そのデビューアルバム、Welcome to the Freakroom を聴いてみた。 2.古典派 全体的なサウンドの印象は、ずばり、古典派。というと、わかりにくいけれど、70年代のプログレ感、サザ…

ブラックボックスであるということの意義

1.れあブとれあマッチはてブ さて、手前味噌ですが、れあなはてブを見つけるという目的で作成したれあブとれあマッチはてブについて、我ながら使用して感じた事を少し。 2.過程はいらない 結論から言うと、れあマッチはてブの方が圧倒的に使いやすいというこ…

Coheed and Cambria の 新作シングルのビデオクリップが解禁

1.新作 既に、ここでも、何度か取り上げている、Coheed and Cambria の 2007年新作 ”No World for Tomorrow” が待ち遠しくて溜まらないのだけれども、既に、ダウンロードリリースされているシングル曲 "THE RUNNING FREE" のビデオクリップが彼らの Myspace …

放浪の天才画家山下清の作品を上野にて

1.山下清 放浪の天才画家だとか、日本のゴッホだとか、テレビドラマの影響もあって、ある意味では、日本で最も知られた画家でもあるであろう、山下清。知的な障害を持つ一方で、貼り絵を中心とした絵画に才能を発揮した人物である事は、説明するまでもないと…