銀座資生堂ギャラリーで境界をまたぐ



1.北原愛
海外ではそれなりに知られた美術家であるらしい、北原愛さんの個展”世界をどう区切るのか”が銀座の資生堂ギャラリーにて開催されているので、訪れてみた。2007年12月23日まで。


2.国境
日本では、感じる事の少ない国境という存在だけれども、きっと陸続きの国々では、その存在が時に大きな意味を持つといわれれば、実感を伴わないながらも、そうかもしれないと思う。その国境線をそのまま立体化させた作品が、まずは大々的に展示される。地図上では上から眺める国境線を、横から眺める。異なる国境線への視点が、国境に対する異なる視線を誘発するのか。


3.境界
その他にも、境界を意識した作品群。境界に作られた椅子だとか。あとは、スケッチのレベルだけれども、壁であったり、陸と海であったり、その空間ではなくて、境界が興味の対象として扱われていると思われる作品が並ぶ。


4.うーん
と、正直いって、そんな感じかな、というところ。どうでもいいとも思わないけれど、すごいとも思わないという印象。ちょっと、展示作品の内容が単調だったのもあるかもしれない。個人的にそう思っただけなので、もっと違う印象をもつ人もいると思います。

関連リンク:
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