Strapping Young Lad : The New Black
1.日本盤決定
さて、先日日本盤が発売された、SynchestraをDevin Townsend Band(DTB) 名義でリリースしたDevin Townsendですが、それから少し遅れてリリースされたのが、このThe New Blackで、名義は、Strapping Young Lad(SYL)。ちなみに、こちらの方も先日日本盤の発売が決定して、2006年10月25日発売。日本盤はボーナストラック付き(予定)。ただ、私の買った米国盤は2枚組だった。ただし、2枚目は、同レーベルアーティストの曲を収録したサンプラー。
2.Angry Side of Devin Townsend
さて、Devin Townsend Band名義のアルバムでは、とてもメロディックでときに叙情にもなるポッププログレッシブメタルを展開していますが、こちら、Strapping Young Lad名義では一転、デス声にまでもたどり着くデススラッシュメタルを展開。とても、同じ人のアルバムとは思えないほどの曲の幅の広さ。まぁ、いずれのバンドも、曲ごとに様々な曲面をみせて、その曲調の幅の広さを見せつけていますが、それだけでは事足りず、二つのバンドを共存させているという恐るべき人物。
3.さて、内容
実は、こちらのStrapping Young Lad名義のアルバムはこの作品が私にとっては初。で、実は思ったほどヘビーな内容ではなかったというか、勝手な印象では、とにかく轟音に走りまくる曲調ばかりで構成されているのかと思いきや、若干のメロディックさを感じさせる曲が結構入っているし、Devin Townsend Band の Synchestraと同時期ということもあり、似た曲調のものもある。彼らのMyspaceで見ることの出来る"Wrong Side"のビデオクリップが彼らを非常に特徴的に表していると思う。デスサイドからメロディックサイドへの切り替わり。こりゃすごい、重くてとてつもなく早いリフ、だけど、キーボードオーケストレーションが効いている中間部はこんなの聴いたことがないという組み合わせ、とおもいきやまたデスメタルに戻る。アルバムではその次に収録されている"HOPE"は、なんとなくDTBを彷彿されるデスで、やっぱりどこか不思議な感覚を感じさせる。このデスでありながら、何かが違うというミクスチャー感がとても面白い。ただ、ベースはデスなので、メロディックファンには辛い内容であるかもしれないが、世界を拡げるチャンスでもある。
関連リンク:
Strapping Young Lad Official Site
Devin Townsend Official Site
Strapping Young Lad myspace
Devin Townsend Band myspace
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