天才 Devin Townsend の Z2 は、まずは、Sky Blue から
Z2
天才ミュージシャン Devin Townsend はさまざまな音楽性を有していて、さまざまな名義でさまざまなスタイルの音楽を生み出している。その中でも、最近力が入っているのが、Devin Townsend Project。その DTP 名義の作品と、Devin の生み出したキャラクター Ziltoid が活躍する作品が、なんと、異なるサウンドスタイルでありながらも、カップリングされて一つの作品としてリリースされた。それが、Z2 (Z Squared) と題された作品。
で、まずは、そのうちの DTP 名義のほうの 「Blue Sky」を今回は紹介する。
Blue Sky
ここのところ、ライブ活動も頻繁に行うなど、Devin の活動の中心となっているであろう DTP。今回も、女性ボーカル Anneke を擁して、ポップで、激しくて、楽しすぎる作品に仕上がっている。細かく、歌詞を理解しきれていないけれども、ライナーノーツのイラストなどのイメージからしても、音楽性だけではなくて、内容的にも、Ziltoid と相対するイメージを持っているようでもある。ヘヴィーポップ
まさに、Devin 節満開の作品。憂いを感じさせるぐらいのメロウなフレーズが挟み込まれるかとも思えば、ヘヴィーなサウンドに深く引きずり込まれるような感覚を覚えさせるようなフレーズもありで、楽曲が劇的に変化しながら、しかし、全体には、ポップな雰囲気が詰め込まれている。だから、聴いていて楽しくてしょうがないというのは、単にのりが良くて楽しいだけではなくて、その変幻自在さの世界に浸ることの楽しさも含んでの意味合い。サウンドの壁
そして、メロディー面だけではない、Devin の特徴としてある、サウンドの壁の構築っぷり。プロダクションのレベルの高さとでもいうべきなのかもしれないけれども、とにかく、音が密に詰まっていて、メロディーが塊として迫ってくるように感じさせてくれる。これが、先述の楽曲の面白さをさらに引き立てているし、高音質を再現できるオーディオシステムにおいては、細かく入れられている装飾の音までもしっかりと楽しめる。
絶品
ということで、DTP サイドの作品はとにかく、洋楽好きの多くの人にも受け入れられるであろうメロディースタイルを持ちつつtも、リスナーに新たな世界の広がりを感じさせてくれるような斬新さも併せ持つそれ。この素晴らしい作品は、ぜひとも多くの人とに味わってほしい。
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