ローリー・アンダーソン 鑑賞記

東京オペラシティICCにて開催中の ローリー・アンダーソン展。
音を中心として、時に映像も交えられる作品群。
参加型体験型の作品が多いので普通に面白い。
時々、何をどうしていいのか不明ではあるが。(係員が結構教えてはくれる。)
メッセージ性のものも多いようなのだが、
どうしてかそのメッセージの要素がぴんとこなかった。
内容がぴんとこなかったと言うよりも、
いまいち鑑賞しきれなかった。
ということで、こういった作品、一回きりの鑑賞だとこんな感じなるので、
できれば、何度でも鑑賞できるようなことにはならないのだろうか。
一時的な展覧会ではなく、常設でこういったものを楽しめるような
ところができれば、もっと楽しめるし、もっと普及するような気もするのだが。
と少し、ネガティブなこと書きましたが、実際にはかなり興味深いものでした。

ICC Online | Archive | 2005年 | ローリー・アンダーソン「時間の記録」