キーワードれあブオープン



れあブ

さて、こちらのサイトでMashupを利用した、いくつかの試みサイトを展開しています。その中の1つで、はてなブックマークのホットエントリーではなくて、レアエントリーに注目したサイトれあブおよびその発展系れあマッチはてブを公開していますが、このたび新たに、キーワードれあブを追加しました。


はてなキーワード

今までのれあブやれあマッチはてブは、ユーザー名を起点としてレアエントリーを探していましたが、このキーワードれあブは、はてなキーワードを起点として、レアエントリーを探すという仕組み。なので、はてなキーワードに登録されていない言葉については、対応出来ないのですが、一応、言葉ドライブによる面白い物の発見には役立つのではないかと思ったりしています。


情報の種類

この一連のれあブ展開について少し。
個人的には、情報の種類は3種類あると思っています。General, Special, Accidental の3種類で、一般的な情報から、その分野特有のもの、そして、関連が薄いけれどもなんとなく近しい物。General な物っていうのは、ポータルサイト的もしくは新聞的情報で、Special は特定分野の専門サイト的もしくは専門誌的な情報。だけれども、最後のAccidental ってのは、本当にたまたまに依存するというか、○○を探していたけど、その近くに売っていた△△を買ってしまったとか、そんなたまたまな情報のこと。
現時点では、General と Special の分野では、特に後者の分野では、ネットは圧倒的な力を発揮していると思う。これが欲しいと思っても、外に買い物に行っても売って無くて買えないということはあっても、ネットで探せば、かなりの確率で見つける事が出来る(当然、例外はあるだろうけど)。で、じゃぁ、最後の Accidental のところはどうだろうか。


Accidental

このAccidental な部分もネット(デジタル)はかなりの強みを持っていると思う。だけれども、ネット(デジタル)にもの申したい人々は、この部分がネット(デジタル)の弱点だといいたがる。例えば、電子辞書で意味を検索しても、その探した言葉しか読まない、一方で、紙の辞書ならば、探す過程で、いろいろな言葉にも目を通すことになるから、その方がいいとか。この理屈は当たっていそうで当たっていないと思っている。まず、辞書で調べても、他の言葉に興味を持つ事はあまりない(私の場合は)。それに、もし他の言葉も目についた方が良ければ、それこそ、デジタルであれば、そのようなインターフェイスを作れば実現出来るのだから、必要であればすればいいし、うまく考えれば、検索語に対して、目につくべき言葉を目につくようにすることだって出来る。
その他の例でもそうだけれども、この Accidental な部分って、一瞬ネット(デジタル)は苦手のようだけれども、むしろ可能性が深く眠っている分野であるようにも思う。そんなAccidental な情報に一番近いのは、ソーシャル ブックマークだと個人的には思っている。ただ、それだけだと、結局ランキング依存になって、General な情報に近づいていってしまう。
ということで、前置きがかなり長くなったのだけれども、Accidental な情報を引っかける一例として、作ってみたのが、この一連のれあブという訳なのです。

統計的手法
本当は、統計的手法を使ったりしようという考えもあったのだけれども、あまりうまく統計処理しすぎると Accidental な度合いが薄れてしまいそうな気がしたり、まぁ、そもそも統計的な手法を用いようとすると、それ相応のデータ蓄積が必要で、私には不可能であるというだけなのだけれども、むしろ、そういった統計的なことはせずに、とっても荒いざるですくって、たまたま網に絡まった情報を載せるっていうのも、1つの考え方かなというのが、れあブの言い訳です。


まだまだ

とはいいながら、まだ表示される情報は、面白いというレベルには来ていないので、もっと工夫が必要か、もしくは、このれあブ手法の限界かという感じがしているところ。それに、ちょっと、動作が遅すぎるというところもあり。で、まだまだ試行錯誤です。


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