Concerto Grosso (Seven Seasons) : New Trolls
1.第三章
2007年4月の来日公演（こちらの記事参照）にて、ワールドプレミアとして公開された、New Trolls のCocerto Grosso 第三章が、CDとしてリリースされた。
2.ちなみに
New Trolls とは、プログレ第一世代のころに、イタリアから登場したプログレバンドで、アルバムよって、クラシック色の強いものから、ジャズ色の強い物、はては、ポップ色の強い物と、変幻自在に（メンバー構成も）変化しながら、なんとか現在も活動しているバンド。
3.伝説の
Concerto Grosso シリーズは、プログレ界では、最も知られ、愛されているシンフォニックロックのひとつ。その第3弾となるのだから、期待と不安が入り交じるわけで、ただ、すでにその楽曲の良さは、日本公演で十分に披露されていたところでもある。
4.そして、CD
最終的に録音という形では、どのように完成されているのかというところが、興味をひくところだけれども、これが、またなかなかいい出来で、特にスローパートの優しい楽曲などは、涙を誘いさえするような印象。全体的にも、攻撃的な要素というよりは、優しさが覆っているという印象がする。このあたりは、第二章までの展開とは、趣を異にするところで、これがむしろ、このアルバムの特徴になっていていい。
5.心にしみいる
こういうと、とても月並みだけれども、本当に心にしみいる感じ。細かい事をいえば、あそこのフルートがとか、コーラスワークがとか、いいところを上げる事は出来るけれど、そういった事を超越した良さがある。本当に感動的な出来。お勧めだけれども、AMAZONの価格は高いので、プログレ専門店がちかくにあれば、そちらで買った方がいいと思う。
関連リンク：
New Trolls - Wikipedia
NEW TROLLS
関連サーチ：
New Trolls(AMAZON.co.jp)
New Trolls(Google)
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