アルゼンチンの作曲家 Lito Vitale の美しき作品 Federal Tango



Lito Vitale

Lito Vitale はアルゼンチンの作曲家。その新作、Federal Tango を聴いてみた。
私自身は、この作曲家による作品を聴くのははじめてなので、どういった背景を持っている人なのかはよくわかっていない。ただ、膨大なディスコグラフィーがあったりもするので、ロックバンド系のプレイヤーというよりは、クラシックとかジャズ畑で活躍している人物なのだと思われる。


Federal Tango

今回聴いたのは、前述の通りで、Federal Tango。クラシックとロック、ジャズが混じり合ったようなサウンドで、After Crying に近いものも感じる。
ただ、After Crying とは違い、プログレッシブロックを意識的にやっているのではなくて、たまたま、プログレが好きな人が聴いて、これが結構プログレ的にも面白いサウンドだと気づいてプログレ界からも注目を浴びているというようなそんな位置づけなのだと思う。


タンゴ

タイトルにもあるように、タンゴがサウンドのベースにあるという曲もある。ただ、全編タンゴで彩っているということではなく、多彩なサウンドが入っていて、その中心にタンゴがあるという印象。
なので、クラッシックな雰囲気から、ジャズな雰囲気、さらには、エレクトリカルなリズムをベースにした楽曲まで登場する。


面白い

なので、ベースにあるサウンドには演奏力も楽曲自身のイマジネーションの高さもあって安定感抜群な上に、上記のように様々なスタイルで彩られた楽曲が次々の登場するという展開は、非常に聴いていて楽しい。
シンフォニックロック系サウンドが好きな人にとっては、これはかなり聴き応えのある作品だと思う。
落ち着いた大人な一時を過ごせます。


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