ヨーロピアン・ロック・フェス2013一日目に行ってきました
ヨーロピアン・ロック・フェス
さてさて、開催されるというアナウンスが流れた時点で欣喜雀躍な気分になったヨーロピアン・ロック・フェスは、Flower Kings を中心にスウェーデン勢で占められるということとなりましたが、その第一日目に行ってきました。本日の登場は、Aekdoten と Flower Kings
Anekdoten
過去にも来日経験があるバンドだけれども、最後の来日からは結構年月がたっていると思う。アルバムのリリースも無かったので、活動があまり活発ではないのかなと思われていたところで、このフェスで来日。久々のライブを日本で聴かせてくれました。メロトロン
彼らの代名詞とも言うべきは Anna Sofi Dahlberg により奏でられるメロトロン。特にこの日は音量がでかく設定されていて存在感抜群。曲による差異がでにくいメロトロンの音だけれども、意外とメロトロンのイントロを聴くとちゃんとあの曲が始まるとわかるところが面白い。不安定な
全体的には、演奏はちょっと不安定な感じ。だけれども、メロトロンそのものの持つ揺らぎや不安定さや不協和性にこそ、彼らの独特の世界を構築する肝があるのであるからして、全体の不安定さがむしろ彼らの魅力を倍加させているような感じもした。浸る
不思議なロングトーンで歌う Nicklas Barker のボーカルと Jan Erik Liljeström の硬い声質の異なるツインボーカルが何ともいいコンビ。1時間20分程度のライブで、メロトロンの音と共に浸れる世界。大好きなRicochet も聴けたし、最後は新曲だったしと満足なライブでした。
Flower Kings
そして、誰もが待ちに待った Flower Kings 登場。かつての来日公演からは10年以上が経過していて、一時期はバンドとしてもあまり活動していなかったので、最早来日はあり得ないのかと思えたときもありましたが、2012年に、Bnaks of Eden をリリースすると、そのままの勢いで来日公演が決まって、そして、待ちに待ったという瞬間が訪れたわけです。構成
全体的に、なんかみんなやせたのかなと思わせるような感じの風情、ドラマー以外ですが。この日の構成は、Banks of Eden を軸に旧曲を織り交ぜるというスタイル。演奏
のっけから、さすが Flower Kings という演奏が展開。Roine と Hasse Fröberg によるツインボーカル、ツインギターは安定度抜群のみならず、Hasse のロッカーなアクションとボーカルスタイルによりライブとしての勢いも十分に感じさせる。そして、Jonas のうねるベースところころと転がる Tomas のキーボードはどこを切っても Flower Kings で健在ぶりを疲労。そして、なによりの驚きは、ドラマーの Felix Lehrmann。元気のいいキレのあるドラミングは、私の席がたまたまドラムキットのすぐそばと言うこともあって、思わず釘付けになってしまう感じでした。さらには、Jonas とのリズム隊のみ演奏は凄かったです。Stardust we are
そして、目玉は、Stardust we are でしょ、やっぱり。生でこれを聴けることの喜びをヒシヒシと感じる瞬間。そう、Flower Kings の魅力は、演奏力だけではなくて、こういった美しすぎる楽曲を持っているところにもあるのです。前半の美しいメロディーによるパートと後半のギターが無くインストで、完璧な世界を構築しておりました。アンコール
アンコールは、I Am the Sun。長尺の曲をやるよと、煽ってからの演奏で、本当に盛り上げが利に盛り上がる展開でした。アンコール含めて約1時間40分のライブは、懐かしさだけではなくて、まったくもって健在だった彼らのすばらしすぎる姿を再度見ることが出来るという興奮もあって、感激の時間でございました。
明日も
ということで、第二日も楽しみです。関連リンク:
The Flower Kings - The Official SiteThe official Anekdoten page
EUROPEAN ROCK FES 2013 / ヨーロピアン・ロック・フェス 2013
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