YES+TOTO=YOSO の作品”要素”は、予想以上の出来



YOSO

世には、有名バンドのメンバーが集まって、スパーバンドを形成して、作品を残す場合が、しばしばあるけれども、今回紹介するバンド YOSO もそんなバンド。で、このバンド、名前からしてもなのだけれども、TOTOBobby Kimball と そして、YES の Billy Sherwood と Tony Kaye の3人によるグループ。特にYES側のメンツが中心メンバーとは言えないメンツなので、微妙な気もするのだけれども。
ちなみに、この Billy Sherwood と Tony Kaye は、CIRCA というプロジェクトバンドもやっていたけれども、そっちはどうなっただろうか?噂では、CIRCAの延長線上のプロジェクトとしてこのYOSOが始まったという話もある。実際ライブでは、ギターには、CIRCA にも参加していた Jimmy Haun も参加していて、さらには、ドラムの Jay Schellen も都合が合わなかったからライブには参加しなかっただけらしい。





ELEMENTS

で、そのデビューアルバムが ELEMENTS と題された作品。まさか日本語の要素から・・・ってことは無いと思うのだけれども、どうなのだろう?
まぁ、正直言って、若干話題にのっておこうかというのと、あとは、たまたまタワレコで安く売っていたから買ってみたというぐらいのテンションで購入。
なのだけれども、これが意外や意外にもなかなかいいかもしれない。


確かにYES+TOTO

音の方なのだけれども、これが、笑っちゃうほどYES+TOTOで、しかし、でも結構いい。Billy Sherwood が関わっていたときのYESサウンドって、Billy の貢献度が高かったんだなってことが再認識できるような、そんなサウンドAOR というのか、産業ロックというのか、プログレハードというのかな、大人なロックという印象の強いサウンドが充満している。プログレ然としたこてこてのサウンドではない。
これが、結構さわやかでいいんです。YES でいうと、Open Your Eyes 期のサウンドが意外と気に入っているというような人なら結構気に入ると思います。
とりあえず、それぞのれ楽曲がやっぱり良くて、このへんは、Billy Sherwood の作曲アレンジ力なのかなと。それを、Bobby Kimball と Billy Sherwood で歌い上げるのだから、悪いわけはないと。超インパクトがあるという感じではないけれども、しかし、じんわりといいです。


ライブ

で、さらにこのメンツのおいしいところは、ライブ。私が入手したアルバムは、2枚組で2枚目の方にライブ音源が入っていて、ライブでは、YOSO としてのオリジナル曲に加えて、TOTO と YES のカバー曲もやっているという。これが、おいしすぎ。
YOUTUBE彼らのサイトにも、いくつか映像が上がっているのだけれども、Africa とか、Rosanna、Roudabout 、Owner of a Lonely Heart などなどをライブではやっているみたい。



是非

ということで、なんか話題とりだけじゃないのと思っているかたも、もし、余裕があれば購入してみてはいかがでしょうか?保証はしませんが、思いの外いいサウンドと思うかもしれません。


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