Flying Colors のライブ映像 Live in Europe いいね



Flying Colors

数多の Portnoy プロジェクトの一つ、Flying Colors。こちらは、ポップロックサウンドを持ち味にするバンドで、Mike Portnoy の他は、ボーカルとギターに Casey McPherson、ギターは Steve Morse、ベース Dave LaRue そして、キーボードとボーカルで Neal Morse がくるという、いわばスパーバンドな体制です。
そんな彼らの初のライブ映像作品 Live in Europe がリリースされたので早速鑑賞しました。


らしさ

なんと言ってもこのバンドの良さは、耳心地のいいメロディーをふんだんに取り込みながらも、テクニックに満ちたメンツによって、非常にタイトに全体がまとまっているところ。なので、演奏をじっくり聴き込むと共に、口ずさみながらノリノリな気分になれて、とっても聴いていて楽しい。


ツインボーカル状態

Casey McPherson の味わい深い声質がまた何とも言えず、このバンド似合っているのだけれども、さらに、Neal Morse もボーカルに多く絡むので、ツインボーカルといってもいい状態。それぞれの声質の違いが、また、曲の楽しさを多様化してくれる。また、一部では、Portnoy もボーカルを取っている。歌うメンツが多いので、コーラスに心地よさを感じることの出来るところも多くある。


各メンバーの曲

実績の多いメンバーが揃っているとはいえ、このバンドとしては、まだ一枚しかアルバムを出していないので、ライブをやるにはちょいと曲が足りない。ということで、各メンバーのソロだとか、別で在籍していたバンドの曲もいくつか演奏されている。中でも、注目は、Dream Theater の楽曲 Repentance を Portnoy 自らボーカルを取って歌うシーン。前のベースソロ的なかっこいいフレーズからなだれ込んでくるので、かっこよさが倍加している。


June

そしてさらには、何より、Neal Morse の Spock's Beard の楽曲 June。Neal Morse に加えて、Casey McPherson と Portnoy の三人でコーラスを美しく響かせながら、シンプルに展開する前半戦と、フルバンド演奏になって、パワフルに展開する終盤。名曲 June がさらにすばらしく磨き直されている。Spock's Beard に思い入れがある私だからかもしれないが、この曲がこのライブ映像の中のクライマックスといってもいい印象。


楽しい

ちゅうことで、なによりもやっぱり楽しいのが、この Flying Colors の本当にいいところ。本当はもっと手数多くスピードに満ちて演奏出来るようなメンツによって、演奏されているのだから、贅沢といってもいいだろう。
とっても楽しいので、ハードロックファンなんかにも是非とも体験して欲しい作品です。


関連リンク:
Flying Colors | The Official Website of Flying Colors: Casey McPherson, Steve Morse, Dave LaRue, Neal Morse and Mike Portnoy
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