ICCで「メディア・アートってなんなんだ?」



2010

ICCでオープンスペース2010のプリイベントとして開催されていた「メディア・アートってなんなんだ?」と題されたトークセッションがあったので行ってみた。2010年5月3日で、大友良英さんと、小沢康夫さんと、ICCの畠中実さんの3名。


細かいことは抜きにして

いろいろと話はあったのだけれども、根本的には、まずは、お金とうまくつきあってやろうとすることを実現するってのが一つのテーマで、この辺は実践派の印象のしたこの方々なだけに説得力があった。あとは、時代は変化していくものだと言うことを理解しながら、そのいろいろな波をうまく乗りこなしていくというのが重要だというところ。この二つがポイントだったかなと思った。まぁ、これ、メディアアートだけに限られた話ではないと思う。
他にも、いろいろと細かい話はあって、吉田アミさんが日本で知られてなさ過ぎだとか。などなどは、私もあまりよく知らない。ただ、これに代表される事って、つまり、情報は、特に末端まで到達するレベルのそれらは、かなりフィルターがかかってしまっていると言うことだと思う。


twitter + ustream

で、ICCのセッションは毎度、realaudio を使ってストリーム配信してたり、うまくいかなかったみたいだけど skype を使ってみたりということはいままでもやられていたのだけれども、今回は、twitterustream を使って配信しながら、書き込みもリアルタイムでチェックできるようなそんな展開だった。
これが、なんだろう、面白い。それまでとどう意味合いが変わったのかは、まだよくわからないのだけれども、とりあえず、面白い、目新しだけでやがて飽きるかもしれないけれども。こういったことってやろうと思えば、少し前から出来ていたのだろうけれども、そういったツールの認知度の一般化とか使い勝手の良さがあがったり、あと、モバイル環境の整備なんかも寄与して、今になって面白いものとして使えるレベルになったのかもしれない。加えて、多分このセッションのようなレベルの興味対象人数がちょうどいいようにも思った。少なすぎると、混沌が生まれないし、多すぎると、混沌としすぎて破綻しそう。


ちなみに

2010年5月4日は、「リアルタイム・ウェブの現在とこれから」ってタイトルで同じように開催されます。




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関連リンク:
ICC ONLINE | 2010 | オープン・サロン「オープン・スペース 2010」プレ・イヴェント 「メディア・アートってなんなんだ?」
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