Eddie Jobson による UZP はあまりにもバカテクでした



UZP

渋谷の O-east で、Eddie Jobson 率いる Ultimate Zero Project (UZP) を見てきた、2010年6月16日。


メンバー

これは、プログレ界ではよく知られたバイオリニスト、キーボーディストの Eddie Jobson によるプロジェクトバンドで、メンバーは固定されておらず、度ごとに Eddie Jobson の選んだメンバーでライブを行っている。
で、これが毎度のことすばらしいメンバー構成なのだけれども、来日公演のメンバーはこれまたスゴイ事になっていて、Eddie Jobson 以外は、ベース: Billy Sheehan, ギター:TJ Helmerich ,ボーカル兼ギター:Marc Bonilla そして、ドラムは、Marco Minnemann と Mike Mangini というよだれが出そうなメンバー構成。


往年のプログレ

で、このバンドは、昨年来日の UKZ とは異なり、Eddie Jobson が関わった音楽に限定せずに、70,80年代のプログレサウンドを演奏することを目的に結成されているとのことで、 この日も、ELP の Bitches Crystal を演奏したりもした。


バカテク

で、まぁ、UKの曲をやったとか、King Crimson の曲をやったとか、というところもまぁ、興味深いのですが、それよりも何よりも、そのバカテクぶりにもう、途中笑いが出てきてしまいそうなほど。なんたって、あの、Billy Sheehan もそれほど目立たないというか、どのプレイヤーの演奏も見逃せないという感じなので、見所がステージ上にいっぱいあるが故に、何処に集中して見ていればいいのか分からないほど。さらには、リズムが複雑なので、リズムを理解するのにも気をとられてしまうという、なんとも、鑑賞が忙しいライブでした。


ドラムデュオ

そんな中でも、最も注目なのは、やはり、ドラム二人で、Marco Minnemann と Mike Mangini。Marco Minnemann は昨年の UKZ のライブだとか、Kreetor のライブだとかで来日していて、そのときにもバカテクで話題になった人物。そんな Marco に加えて、 Mike Mangini というまたまたすご腕ドラマーがいるという凄さ。
で、これが、楽曲の中でのアンサンブルでも凄さを見せたのだけれども、途中にあった、ドラムソロというか、ドラムデュオでこれまた凄さを見せつけた。ある意味、このライブの一つのクライマックスでもあったのだけれども、恐らく、普通のライブでは考えられないほどの長い時間のドラムソロで、しかし、やはりそこはすご腕な二人ということもあって、これが飽きないどころか、もっともっと見ていたいという感じ。
二人で交互にソロを演じながら、時にデュオで演奏してと、いやーため息が出るほどのうまさ。


まぁとにかく

で、そんなドラムをはじめとして、まぁ、とにかくバカテクすぎるというのが感想。基本、プログレサウンドなので、好みが違うとなんだけれども、しかし、このスゴイ演奏は一見の勝ちは十分にあるという気がします。


ちなみに

ちなみに、このライブは、O-east ながらも、パイプ椅子が用意された指定席というところ。で、だけれども残念ながら空いている席も散見されたのが少し残念だった。


関連リンク:
Eddie Jobson and the Ultimate Zero Project 2010 Japan
関連サーチ:
Ultimate Zero Project(AMAZON.co.jp)
Ultimate Zero Project(Google)
Ultimate Zero Project(Technorati.com)
Ultimate Zero Project(flickr)
Ultimate Zero Project(del.icio.us)
Ultimate Zero Project(Last.fm)
Ultimate Zero Project(YouTube)
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