資生堂ギャラリーにて「暗がりのあかり」チェコ写真の現在
資生堂ギャラリー
銀座の資生堂ギャラリーにて、現在開催中で、2010年8月8日まで開催している展示は、「暗がりのあかり」というタイトルでチェコ写真の現在。チェコ
現代のチェコを代表するという10人の写真家の写真が展示されている。ギミックを感じさせるような写真や、意表を突くような構図の写真など先鋭性を感じさせる作品がある一方で、チェコの市民の生活を映し出す写真など、生活の何気ない側面を映し出した作品もあって、バライエティ-に富んだ作品が展示されている。暗がりのあかり
そのタイトル「暗がりのあかり」が、そして、まさに的を射ている感はある。何気ない風景や、何気ないオブジェクトに感じるそれぞれの被写体が、しかし、どこか、何らかの感情を感じさせる。それは、逆としても表現できそうなそれで、「あかるさにある暗がり」とも表現出来るところがあるようにも思う。しかし、そこにある違いは、このタイトルのほうが希望が感じられると言うことだろうか。何か
とてつもない強い印象を残す分けではないのだけれども、じっくりと感情に染み渡ってくるようなその作品群は、勝手なイメージにあるチェコのそのイメージそのものとも感じる。というところで、ちょいと銀座でのついでで訪れてみてはいかがでしょうか?
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