国立近代美術館にて、建築はどこにあるの?



MOMAT

国立近代美術館にて、現在開催されている展示、「建築はどこにあるの?」を見てきた、2010年8月8日まで開催。

(中山英之 / 草原の大きな扉 / 建築はどこにあるの?7つのインスタレーション / 東京国立近代美術館)


建築系

数年前から、建築系の展示を良く美術館で見るようになったのだけれども、この展示もその部類に入るそれで、建築家を中心とした人々によるインスタレーション作品が展示されている。


散策

なんというのか、この展示の鑑賞は意外と難しい。いわゆるこてこての建築系の展示でもないので、例えば、図面までが置いてあるような建築系展示もあるけれども、そういった類ではない。また、実際に建てられた、もしくは、コンペに出された作品が並んでいるというものでもない。
建築という物をテーマにして建築の概念のところだけを取り出して展示しているというようなイメージか。なので、その骨格だけを取り上げているような物や、箱庭のようなイメージの作品や、部屋の断面、もしくは、構造の概念など、建築の要素を元に、それを展示作品に仕上げているという感じ。なので、そういった建築の概念の隙間を散策していくという印象の鑑賞。そう思うと、この展示のタイトル、「建築はどこにある?」っていうのは、ある意味では、建築の展示だと思っている鑑賞者が最初に感じる印象であり、一方で、その中から建築をどう感じ取りましたか?と鑑賞者に問いかけるようなそんな展示。


写真可

そういうこともあってなのだろうけれども、この展示は規則の範囲内で写真撮影と公開可の展示になっていて、Flickrに投稿サイトも用意されています。
一応、こちらが私の写真。


散策に

というところで、ちょっとした散策にいかがでしょうか?伊東豊雄さんなど有名な建築家の作品を堪能出来ます。


関連リンク:
展覧会情報建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション
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