2009-01-01から1年間の記事一覧
LalleFlower Kings ねたは続くよということで、今度は、再び、キーボーディスト Lalle Larsson の作品のご紹介で、Weave World は、2009年に、Jonas Reingold のレーベル Reingold Records からリリースされた作品。 Jonas もで、ベースには、Jonas Reingold…
Flat Earth Society世の中には、Flat Earth Society というのがあって、日本語で言えば、地球平面会とでもいうのか。で、今回紹介するバンドは、その名前をそのままバンド名にしてしまった Flat Earth Society というベルギーのバンド。多分、本体とは関係な…
Batllesさて、いまや前衛音楽の中心地とも言うべき存在ともなっている Warp レーベルの、その中でも逸材バンドである Battles はその、ポストロックというのか、マスロックというのか、今まで味わったことのない独自の無機質世界とバカテクが同居した世界を…
三つ目Flower Kings 関連ねた三つ目は、3rd World Electric というバンドのアルバム、Kilimanjaro Secret Brew。このバンドは、Flower Kings の Roine Stolt と Jonas Reingold の二人を中心に結成したバンド。参加メンバーとしては、おなじみ Lalle Larsson…
Flower Kings現代プログレ界の重鎮的な存在になりつつあるスェーデンのバンド、Flower Kings。ここのところ、Flower Kings としての活動がぱったりと止まってしまっているようにも感じられるのだけれども、その中心的存在である Roine Stolt のほうの活動は…
Lalle LarssonFlower Kings のRoine Stolt や Jonas Reingold のサイドプロジェクト( Karmakanic など)で目にすることのあるめちゃうまキーボーディスト Lalle Larsson は、日本では、Flower Kings 関連で知ることが多いと思うのだけれども、本国では、そ…
アイスランドアイスランドのミュージシャンというと、すぐに Sigur Ros だとか、Bjork だとか、múm だとかが思い浮かぶと思うのだけれども、知る人ぞ知る強力なバンドが、Hinn islenzki pursaflokkur。 一体どう読むのかすらわからずなバンドではありますが…
まもなく終了10月12日までの予定で現在、品川の原美術館にて開催している展示は、原美術館の所蔵作品を集めたコレクション展。 のぞきこむ当然の事ながら、現代美術が集められた展示で、森美術館でも現在個展を開催中のアイ・ウェイウェイの作品や、やなぎみ…
Marillion知る人ぞ知るベテランバンド Marillion のアンプラグド作品 Less is More がリリースされたので聴いてみた。ちなみに、彼らのサイトでの販売が基本だけれども、ワールドディストリビュートもされているので、Amazon なんかでも買えます。 渋い楽曲…
国際フォーラムということで、今年もやってきたインターナショナルオーディオショーに行ってきました、場所は今年も東京国際フォーラム。 個人的な注目個人的には、デジタルオーディオに注目していて、その中でもDAコンバータ。CDプレイヤーのグレードアップ…
フィンランドのさて、フィンランドのジャンル分け不能バンド Alamaailman Vasarat の来日公演は、10月3日の duo music exchange に行ってきました。 椅子ありどの程度のお客さんが入るのだろうかと、さすがに duo music exchange はがらがらかなと思いきや、…
David Sylvian元ジャパンという言い方が段々とあまり意味をなさなくなりつつある、アーティスト David Sylvian のソロとしての新作 Manafon がリリースされているので聴いてみた。 現代美術音響系の作品で現代美術展にも作品を提供するなど、ミュージシャン…
ブライアン・グリーンひも理論を軸にした宇宙論を分かりやすく紹介していた「エレガントな宇宙」の著者であり、本業の物理学の世界ではそのひも理論の権威であるというブライアン・グリーンの新著、「宇宙を織りなすもの」を読んでみた。上下巻に渡る大著。 …
The Resistance現在のロックシーンの重要バンドの一つといってもいいであろう muse の2009年新作 The Resistance がリリースになったので、早速聴いてみた。 基本路線は変わらずにこのアルバムを聴いてすぐに感じるのは、今までの路線から大きく逸脱するよう…
ジム・ジャームッシュ知っている人は知っている映画監督ジム・ジャームッシュの最新作、リミッツ・オブ・コントロールを見てみた。 イザック・ド・バンコレ主演は、寡黙な男イザック・ド・バンコレ。そして、脇役として次々に登場しては、この男と接触する人…
新作当初はプログレ界のみから注目される存在であった Porcupine Tree も徐々にそのサウンドの洗練もあって、寄り多くのファンを獲得するようになっている昨今、そんなより注目される状態でリリースされた2009年新作が、The Incident で、早速聴いてみた。 2…
The Human ExperimenteKing Crimson の中心人物 Robert Fripp も参加しているプロジェクト The Human Experimente は、Jeffrey Fayman という人物を中心として、上記の Robert Fripp の他に、John Wetton や、TOOL のカリスマ的ボーカリスト Maynard Keenan …
続々とさて、なんだか、ベースがいまいちのまま時が過ぎていく今年なのですが、そんな中、さらなる底をむかえつつ体調までもがいまいちになりつつある今日この頃ですが、まぁ、楽しみになることもあって、興味深い作品が今月は数多くリリースされていて、続…
ドイツからドイツの中堅バンド、SYLVAN の恐らく7枚目に当たるアルバム、Force of Gravity を聴いてみた。ちなみに、歌詞は英語です。 叙情派プログレメタラーとタイトルづけてみた物の、こてこてにテクニカルに展開するバンドではなくて、むしろ、叙情的な…
ValravnValravnは、デンマークをベースとするトラッド系のロックバンドで、フェロー諸島出身の女性ボーカリストを擁するバンド。そのバンドの2nd アルバム "Koder paa snor"を聞いた。 ポスト・ラディカル・トラッド随分前といわなければならないほど日々が…
ダニエル・ケールマンドイツの若き期待の文学者、ダニエル・ケールマンの世界的にベストセラーになっているという作品、「世界の測量」の話題を何かときくので、何なら読んでみるかということで、読んでみた。 ガウスとフンボルトこの作品は、数学をはじめと…
食事問題さて、近頃、いろいろなところで食の現実に関する話題を耳に目にすることは頻繁になってきたのだけれども、この映画も、そんな現代の食生活に対する問題提議のする作品で、「未来の食卓」。ドキュメンタリー映画。 オーガニック会議の様子、ガンなど…
資生堂ギャラリー銀座の資生堂ギャラリーは、気鋭の現代美術家を紹介する非常に貴重なギャラリーで、訪れる価値がありすぎる施設である。 そんな資生堂ギャラリーで現在開催中なのは、「女性アーティストとその時代」で、ギャラリーの90周年記念でもある。20…
アヴァントラッドフィンランドのロックバンドで、まぁ、なんというジャンルで呼べばいいのか全く持ってわからないバンド、 Alamaailman Vasarat 。その2009年新作 Huuro Kolkko を聴いてみた。 もうすぐ来日管楽二人、チェロ二人、キーボードとドラム一人ず…
活動さて、めっきりアルバムリリースから遠ざかっているが故に、その活動状態が今ひとつよくわからない超ベテランバンド、King Crimson ですが、40周年ということもあって、アルバム群のリマスター再発などなども予定されていて、旧作品を中心とした活動は活…
ベルギーベルギーという国は、結構不思議なところがあって、政治的には、完全に真っ二つに分かれた二つの地域が国内にあったりという状態だったり、、音楽関連でいうと、Univers Zero だとか、X-LEGGED SALLY などといった、容易には語り尽くすことの出来な…
新人アメリカ出身の新人 The Syncope Threshold の、アルバムとしてはデビュー作品となる Tale Of The Complex Circuit を聴いてみた。 EPつきちなみに、日本版はボーナストラックとして、彼らの自主制作EPが収められた上に安いのでお得です。 メタル・コア…
ミッションG東京は初台のオペラシティーにあるメディアアート系展示施設ICCは、オープンスペースになって、無料で見ることの出来る展示が増えていて、ちょっとしたついでに見入ってみた。 で、そのオープンスペース2009の展示における一つの企画 「ミッショ…
夏休みさて、ちょっとした夏休みは、やっぱりなんか作りたくなるということで、twitter API を使ってちょっとお遊び。ということで作ってみたのが、hosikatter。 twitter で amazon の商品についてつぶやくと 欲しいものリスト 買ったものリストを作ることが…
コレクションさて、知らない間にこっそりと刊行されていくヘンリー・ミラー コレクションですが、その第10巻にあたる「殺人者を殺せ」は、ヘンリー・ミラーのエッセイを収録した作品。ちなみに、巻末の解説によると、当初掲載予定であった「冷蔵装置の悪夢」…