原美術館は現在コレクション展です
まもなく終了
10月12日までの予定で現在、品川の原美術館にて開催している展示は、原美術館の所蔵作品を集めたコレクション展。のぞきこむ
当然の事ながら、現代美術が集められた展示で、森美術館でも現在個展を開催中のアイ・ウェイウェイの作品や、やなぎみわ、クリスチャン・ボルタンスキー、ピピロッティ・リストなどなど比較的いろいろな展示で見かける機会のある作家の作品が多く展示されている。なので、現代美術の一面を覗き込むというスタンスでの鑑賞が可能。また、写真家の荒木経惟の作品が展示された部屋もあり。
なんとなく
全体的には、強い主張のもとにつながりのある作品が集められた展示というよりも、注目度の高い作品を中心に所蔵作品の中から選択して展示しているという印象があった。なので、全体を俯瞰しながら何かを楽しむというよりも、それぞれの作品を見ながら、自分の好きな作品を見つけながら楽しむというところか。ということもあり、例えば、ボルタンスキーの作品などは、その作品のもつ不気味さ、シリアスさというのはあまり感じることのできない展示になっていたりもする。
セカンドライフ
あまりシリアスな意味ではなくて、興味深かったのは、映像作品でセカンドライフの3Dワールドに中国のランドマーク的なものを並べた3Dオブジェクトの中を映し出したもので、ちょっとアミューズメントパーク的な楽しさのある作品だった。ぶらりと
そのほかも、やなぎみわの作品があるなど個人的には興味深いところもあったのだけれども、まぁ、どちらかというとぶらりと軽い気分で覗き込むにはいい展示かなという印象だった。また、原美術館の予定によると次回もコレクション展みたいです。
関連リンク:
Hara Museum WebdLINKbRING.Labo.dicmulsearch.原美術館
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