Flower Kings 仲間でFusion な 3rd world electric



三つ目

Flower Kings 関連ねた三つ目は、3rd World Electric というバンドのアルバム、Kilimanjaro Secret Brew。このバンドは、Flower KingsRoine Stolt と Jonas Reingold の二人を中心に結成したバンド。参加メンバーとしては、おなじみ Lalle Larsson や Zoltan Csorsz のほかに、コンガなどのパーカッションを担当する Ayi Solomon サックスの Karl Martin Almqvist 曲によって、ドラムを Zoltan と分け合っているもう一人のドラマー Dave Weckl 。


Fusion

で、この作品のサウンドスタイルは、その他の Roine や Jonas のサイドプロジェクトとはちょっとひと味違って、Fusion 系サウンド。元々、Roine と Jonas でフュージョンサウンドを作ろうというところから始まっているらしいので、当然の帰結。全てインスツルメンタルのアルバムで、曲は、二人が半分ずつくらい書いている。


アフリカン

で、サウンドの傾向にさらに別の味わいを加えているのがアフリカンサウンド。アルバムタイトルにもその意志を感じるのだけれども、コンガ奏者が入っているというところで、そのサウンド傾向を強く打ち出している様子が分かる。なので、シリアスなジャズというよりも、軽快で明るいジャズサウンドに仕上がっている。


完全に

とはいっても、完全にフュージョンです、サウンドは。サックスが前面に出てきて、ギターとキーボードとパーカッションとドラムが味付けして、ベースが下支えするというそういうスタイルです(曲によって、前面に出てくるのがギターになったりキーボードになったりもしますが)。
Jonas は他の作品と大きく違う印象は無いですが、Roine のほうは彼の代名詞とも言うべき煽り上げる天空に突き抜けるようなギターサウンドはほぼ出していません。ジャズいギターサウンドです。なので、当然の結果として、Flower Kings サウンドとは大きく異なったそれになっています(最後の曲はちょっと Flower Kings 感を感じますが)。
なので、むしろ、この二人の名前が入っていることをきっかけにこういったタイプのサウンドも聴いてみるのもいいかもというようなそんな感じ。逆に、彼らのファンでなければ、彼らがこういったサウンドをやる必要はないのではと思うかもしれないです。
とはいっても、演奏は明るさと緊張感がまじりあったそれなので、とても面白いです。


サイン入り

ちなみに、私が購入したタイミングによるのかどうかですが、Roine と Jonas のサイン入りでした。




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