Alamaailman Vasarat の新作はかっこよすぎ
アヴァントラッド
フィンランドのロックバンドで、まぁ、なんというジャンルで呼べばいいのか全く持ってわからないバンド、 Alamaailman Vasarat 。その2009年新作 Huuro Kolkko を聴いてみた。もうすぐ来日
管楽二人、チェロ二人、キーボードとドラム一人ずつというかなり変則的なバンドは、トラッド的であり、一方でアヴァンギャルドで、しかし、ロックではあるというそんな説明不能なバンド。しかし、そんなバンドも10月には来日公演を控えていてとても楽しみ。
アルバム
ある冒険家をテーマにしたコンセプトアルバムということ。このバンド基本的にはボーカルなしなので、全編インストルメンタル。時に、タイトなドラミングの上を、ロングトーンな管と弦が流れる対比的なサウンドを見せたり、バルカンサウンド的な、迫力とタイトさを見せたり、でも、よく聴くと後ろの方でテルミンがうにょうにょしていたり。ギターレスで基本的にはアコースティックなサウンドがタイトに展開するところは、古風な感覚と斬新な感覚が混じり合う、ラジカルトラッドの流れにある程度は類似した感覚で、この作品もまたその延長戦上にある。ただ、コンセプトアルバムということもあってか、力で押すだけではなくて、まさに物語るかのようにサウンドは微妙に変化していく。とくにラストの曲は、ちょっとハワイアンがかっているといいたくなるような不思議な感覚の作品で、なかなかいい曲。
楽しみ
ということで、来日公演では一体どういうパフォーマンスを見せてくれるのだろうかと、とても楽しみなところ。
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