2011-01-01から1年間の記事一覧
YESプログレ界の大御所バンド YES。ほぼ、どのバンドも活動が休止状態の第一期プログレバンドですが、そんななか、紆余曲折を経ながらも、現在は活動状態にあって、そして、新作アルバムまで出してしまったのです。 そのタイトルは、"Fly Flom Here"で、実に…
Neal MorseNeal Morse は2000年代以降のプログレムーブメントの立役者的存在のバンドのひとつ Spock's Beard の中心的な人物で、その後、バンドを脱退して以降はソロとしての活動を中心に行っている人物。 Testimonyそんな、Neal Morse のバンド脱退後の作品…
AristocratsMike Keneally との活動などで知られるベーシスト Bryan Beller と、一時期のちょい中途半端なメンツだったときの ASIA に参加していたギタリスト Guthrie Govan、そして、最近では、Dream Theater の ドラムオーディションに参加したり、そのほ…
Banksy今回紹介するのは、アーティスト Banksy により制作された映画、Exit Through the Gift Shop。 この Banksy という人物は、かなり謎に包まれていて、だけれども、ストリートアーティストとしては、知られた存在。だけれども、素性は不明という人物。グ…
Devin Townsend Projectさて、先日ご紹介した、Destruction につづいて、奇才Devin Townsend による Devin Townsend Project からの新作のご紹介で、今回は、Ghost のほう。 これが、前回紹介した Deconstruction とは全く違う世界を表現していてすばらしん…
Devin Townsend Projectさて、超奇才なミュージシャン、Devin Townsend は、メロディアスであったり、メロウであったり、馬鹿テクであったり、馬鹿であったりするサウンドがとても魅力的で、私の大好きなミュージシャンの一人でもある。 そんな Devin は、最…
エチオピアシアターイメージフォーラムで上映している「テザ 慟哭の大地」という映画を見た。 この映画は、エチオピアを題材にした映画で、ヨーロッパに学びに行った後に母国の村に帰ってきた男が主人公のもの。 エチオピアの政治的な状況の変化が話題の中心…
Biffy Clyroスコットランド出身の3人組ロックバンド、Biffy Clyro。すでに、5枚のアルバムをリリースしているバンドで、Muse の前座を務めるなど、人気も実力も兼ね備えているバンド。特に、海外では人気が高いが、日本では、サマソニなどにも来ているものの…
パウル・クレー色彩に特徴のある独特な抽象画で知られるパウル・クレーの展覧会が、東京国立近代美術館で開催されているので、見に行ってみた。ちなみに、2011年7月31日まで。 手法今回のこの展示は、パウル・クレーの作品を単純に紹介するという展示スタイ…
サーシャ・ソコロフサーシャ・ソコロフはロシアの文学者だが、生まれは、カナダ。その後少年時代はロシアで過ごした後には、その多くの時間をアメリカで過ごしている作家。 この作家の存在は、私は全く知らなかったのだけれども2010年の末に代表作の「馬鹿た…
The Dear Hunterアメリカのプログレ系ロックバンド、The Dear Hunter の2011年新作、The Color Spectrum がリリースされたので入手してみた。 ちなみに、このバンドは、Coheed and Cambria と同じパターンで、複数のアルバムにまたがるコンセプト作品を展開…
フランク今回紹介するのは、フランスの LAZULI というバンドの作品。このバンドは、1998年に結成されたバンド。今回紹介する 2011年の新作である 4603 battements が彼らにとっては、4枚目に当たるアルバムになる。 ちなみに、このアルバムタイトルの意味お…
October Equusさてさて、今回紹介するバンドは、またまたこれ、すばらしいチェンバーロックな演奏を見せつけるバンドで、October Equus。私は、今回紹介するアルバム Saturnal で初めて聴いたのだけれども、すでに二枚のアルバムをリリースしていて、この Sa…
WobblerWhite Willow のメンバーでもある Lars Fredrik Froislie を中心としたプログレバンド Wobbler。その存在は知っていたのだけれども、私は、機会が無くて今まで聴いていなかったのだが、2011年新作がかなりいいという噂を耳にして、聴いてみることにし…
デュシャン賞現在森美術館にて開催されているフレンチ・ウィンドウ展を観てきた。この展示は、フランスにおける、マルセル・デュシャン賞の過去の受賞作品を中心に、この賞にまつわる作品を集めた展示。 ちなみに、マルセル・デュシャン本人の作品も展示され…
驚くべき学びの世界現在、ワタリウム美術館にて開催されている北イタリアのレッジョ・エミリアという街で行われている独自の幼児教育システムを紹介する展示「驚くべき学びの世界展」については、すでに、こちらで紹介したいのだけれども、この展示内容に大…
ヘンリー・ミラー20世紀アメリカを代表する作家のひとり、ヘンリー・ミラー。その代表作の一つに、薔薇色の十字架刑というシリーズがある。そのシリーズを順番に読み進めてきて、今回はその3作目に当たり最後の作品である「ネクサス」を読んだ。 変遷セクサ…
King Crimsonその本体としての活動は、めっきり無くなってしまって、もうスタディオアルバムが出ることは内容にさえ思えてくる King Crimson ですが、突如として、一時活発に行っていた ProjeKct シリーズが復活。 今回は、Jakszyk, Fripp, Collins の3人が…
Gosta Berlings Sagaスウェーデンには、そのメロトロンを多用した暗鬱的サウンドでプログレ界では伝説的に語られる Anglagard というバンドがかつて存在した。その後、同様なサウンド傾向を持つバンドがいくつか出てきている。昨今では、Ankdoten や Paatos …
カズオ・イシグロカズオ・イシグロは、日本生まれだけれども、そのほとんどを英国で暮らし、現在は英国籍をとって、英国人となっている作家。当然、その作品も英語で書かれている。邦訳もかなりされているし、映画化された作品も多い。また、ブッカー賞を受…
Finland Festメタル界では、フィンフェスはよく知られらフィンランドフェスティバルですが、それと時を同じくして、もう一つの Finland Fest が開催されていました。こちらは、2011年5月28日 渋谷 O-Westにて。登場バンドは、Vartina と Alamaailman Vasarat…
アンフォルメル東京駅から少し歩いたところにある、ブリヂストン美術館は、その名の通り企業系の美術館。特に20世紀美術には強くて、かなりメジャーな作家の作品を収蔵している。そんなブリヂストン美術館で現在開催されている展示が、「アンフォルメルとは…
ENTRANCEチリにもこんなバンドがいたのかとプログレファンに衝撃を与えた、Entrance は、バカテクぶりと、南米土着な味わいの交わる面白いサウンドを聴かせるバンド。そんな Entrance のバカテクキーボーディスト Jaime Rosas は Entrance 以外にも様々なフ…
From,uzウズベキスタンの凄腕バンド、From.uz。比較的コンスタントにアルバムをリリースをするとともに、その凄腕ぶりのアピールなのだろうか、結構頻繁に映像作品もリリースしている彼らが、2011年の新作ライブDVDとして、Quartus Artifactus という作品を…
ホンマタカシ正直言って、ホンマタカシさんという人物を私自身はよく知らなくて、ファッション誌などでも活躍している有名なカメラマンらしい。そんなホンマタカシさんの個展が、ニュー・ドキュメンタリーというタイトルの元、東京はオペラシティアートギャ…
Sean FilkinsSean Filkins は、Big Big Train の元ボーカリストとして知られる人物。といいながら、私自身は、噂に聞きながらも、Big Big Train のアルバムはまだ聴いたことがないので、そこでの活躍具合がどうだったのかは知らない。そんな、Sean Filkins …
Fleet FoxesFleet Foxes はアメリカのバンドで、サウンドは完全なフォークなのだけれども、なんというのか、ポストロック的な味付けがあるせいなのか、懐かしさと先鋭さの両方を感じる不思議なサウンドを構築するバンド。そのセルフタイトルなデビューアルバ…
ワタリウム美術館青山というか原宿というかに、こぢんまりとしながらも、面白い視点からの展示を行う美術館、ワタリウム美術館がある。そこで、現在行われている展示がとても面白くて、「驚くべき学びの世界展」という展示。この展示は、純粋な美術の展示と…
昨日に続きということで、昨日に続き、イメージフォーラムフェスティバル2011に行ってみた。今回私が観たのは、映像作品三作品で、「未来は資本主義でないだろう」「今日のマルキシズム」「モニュメンツ:レドモンド・エントウィスル 」。 いずれも現代社会…
IFF2011イメージフォーラムが展開している映像の祭典、イメージフォーラムフェスティバル2011。多種多様な映像が紹介されていて、出来ればその多くを体験したいところなのだけれども、時間的制約もあって、私は、ほとんど体験できぬままでした。とはいいつつ…