2014-01-01から1年間の記事一覧

真実の物語「フルートベール駅で」を見た

フルートベール駅で大晦日の夜フルートベール駅において、けんかをきっかけにした騒動の結果、一人の黒人青年が警官に射殺された。要因に対して重すぎる結論に対して、当時アメリカでは大きな話題になったという。 この事件をとりあげた映画がこの「フルート…

川口のスキップシティーという意外な所で現代美術、二つの塔

スキップシティ意外なところですが、川口にはスキップシティというところがあって、かつて電波塔が二本建っていた土地が、今は、映像系の展示物や学校といった施設や川口の科学館として使用されている。 最近では、もやもやさまーずが番組で訪れている。 off…

ジャジーでフリーキーなエストニアの Wrupk Urei

Wrupk UreiWrupk Urei はエストニアのバンド。2012年にリリースされたアルバムが、このほどあの Altrock から再発されたということで、ちょいと注目なバンド。 ということで、その2013年のアルバム Teahupoo を聴いてみた。 BandCampこのバンドの作品もまた…

オーストリアのネオプロガー Mindspeak

Mindspeak今回紹介する Mindspeak は、オーストリアのバンド。そのデビュー作 Pictures を聴いてみた。 ネオプログまさにネオプログレの王道という印象のするサウンドで、明るいポップなメロディーを中心としながらも、コーラスワークやアンサンブルなど味付…

重厚なオルガンが響き渡る Three Monks

Three Monks今回紹介するのは、イタリアのバンド Three Monks により2013年にリリースされた作品、Legend of the Holy Circle。 Three Monks は、オルガン奏者 Paolo Lazzeri とベーシスト Maurizio Bozzi にドラマーとして、Claudio Cusei と Roberto Bicch…

CYNIC の新作は、強烈なリズムと浮遊感のミクスチャー

CYNICデスメタルの領域にプログレッシブロックのテイストを持ち込んだ第一人者として名高いバンド CYNIC。しかし、革命的なデビューを果たす一方で、すぐに解散し、その後伝説的な存在となっていた。 前作 Traced in Air で復活を果たすと、その後いくつかの…

元Marillion のボーカル FISH の新作は円熟の美

FISH今は、すっかり Steve Hogarth のボーカルが板についた Marillion ですが、初期は、初期 Genesis 的なサウンドにおいて人気を博していて、中でも、様々なパフォーマンスと独特な声質のボーカリスト FISH の存在が際立っていて、独特な世界を描いておりま…

メタルでジャズな Panzerballett の作品がちょっとポップさもあり

Panzerballettドイツのバンド Panzerballett は、メタルをベースにしながらもテクニカルな演奏とブラスも加わったジャズライクな演奏が魅力的なバンド。 その2012年の作品 Tank Goodness を今更効いてみた。 メタルジャズ基本は、リフをザクザク刻みながらも…

Transatlantic の新作は楽しさに満ちていた

Transatlanticさてさて、プログレ界のスーパーグループ Transatlantic。久々に新作アルバム、Kaleidoscope をリリースしたので、早速聴いてみた。 初期型前作では、アルバム1枚で1曲という大胆な構成だったけれども、今作は、初期の構成と同様に、最初と最後…

プログレをオーケストラで楽しんだ

プログレonクラシックテレビ朝日プレゼンツのなんでもクラシック2014というイベントの中で、なんと、プログレの名曲をオーケストラが演奏するというコンサートがあったので行ってみました。 曲目第一部と第二部があったのですが、私は、第一部のほうだけに参…

トマス・ピンチョンの初期短編集 スロー・ラーナー

トマス・ピンチョンなかなか、あの大作「重力の虹」が刊行されない「トマス・ピンチョン全集」ですが、すでに刊行されているものから、初期短編集を冒頭の筆者自身による解説を加えて編集した作品「スロー・ラーナー」を読んでみた。 このころから初期短編集…

壮絶多弦祭り Felix Martin による Scenic Album

Felix MartinFelix Martin は、変則14弦ギターを操るヴェネズエラ出身のギタリスト。その Felix Martin が、ドラムに、あの Marco Minnemann を迎え、さらには、ベースには、スティックも操る Nathan Navarro を据えてリリースしたアルバム Scenic Album を…

Freedom To Glide は、落ち着きのある英国的プログレ

Freedom To GlideFreedom To Glide は、Pink Floyd のカバーバンドのメンバーを中心とした英国のバンド。そのデビューアルバムと成る Rain がリリースされたので、聴いてみた。 コンセプチュアルアルバムは、コンセプチュアルな構成で、戦争に関わることをテ…

ミカ・カウリスマキ監督による「旅人は夢を奏でる」

旅人は夢を奏でるイメージフォーラムにて上映されているミカ・カウリスマキ監督による「旅人は夢を奏でる」という映画を見てきた。 ちなみに、ミカ・カウリスマキ監督は、不器用で純朴な人々を描くアキ・カウリスマキ監督の兄にあたる。 父子この映画は、主…

アナログ感が心地よくなってくる「さわ ひらき」の展示をオペラシティにて

さわ ひらき東京オペラシティのアートギャラリーにて、現在開催されている展示、さわひらき Under the Box, Beyond the Bounds を見てきました。 展示自体は、映像作品を中心とした展示で、展示場全体が薄暗く証明を落とされた中に、白黒で少し不思議な世界…

After Crying のオーケストラ共演ライブ映像がすさまじい

After Cryingハンガリーを代表するプログレッシブロックバンド After Crying。ここ数年は新作のリリースも無くあまり活動的ではないのかと思いきや、ライブなどはこなしていたようで、そんなライブから、25周年記念でのオーケストラ共演ライブの様子を納めた…

古き良きイタリアンロックの香り漂う Distillerie di Malto

Distillerie di Maltoさてさて、今回紹介するのは、イタリアの Distillerie di Malto というバンドの SUONO! という作品。この作品は、2013年にリリースのもので、ちょいと聴くのが遅れたので、このタイミングでの紹介と成った。 実は古い私は、このバンドは…

2013年を自分のブログから振り返る 音楽編

音楽編 ということで、2013年を振り返るシリーズの最終回は、音楽編。 昨年は、CDやDVDといったメディア類を合計で92枚購入した。そんだけ大量なおかげで、良かったものを選んでいくのが難しいのだけれども、トライしていきます。 ベスト2013年のベストアル…

2013年を自分のブログから振り返る 美術編

美術編 ということで、2013年を振り返る。今宵は美術編。昨年は、意外とあんまり美術展に訪れることができなくて、8展示しか行けなかった。 特に、渋めの展示に訪れることが出来なかったのは、興味を持つものがなかったり、タイミングが合わなかったりという…

2013年を自分のブログから振り返る ライブ編

ライブ編 さてさて、今宵は2013年を振り返るのライブ編。昨年は、10のライブに参戦することが出来ました。 ベストベストは、他を置いてコレしかないという、ユーロピアン・ロック・フェスの第二日です。 何よりもあの、Moon Safari の初来日で、かつ凄いコー…

2013年を自分のブログから振り返る 映画編

映画編 2013年を振り返るは、続きまして、映画編。 2013年は、さらにミニシアターの閉鎖が続いて、それに伴ってか、既存の映画館でももはや見たいと思うような映画が上映されなくなってしまっております。そんな中、気を吐いているのは、イメージフォーラム…

2013年を自分のブログから振り返る 文学編

2013年 明けましておめでとうございます。 さてさて、今年は、完全に出遅れて、すでに2014年ですが、ぼちぼちと振り返ってみます、2013年。ということで、まずは、文学から。 ちなみに、今年の途中で、履歴管理をしているWebサーバーが飛んだので、急遽 iPho…