After Crying のオーケストラ共演ライブ映像がすさまじい
After Crying
ハンガリーを代表するプログレッシブロックバンド After Crying。ここ数年は新作のリリースも無くあまり活動的ではないのかと思いきや、ライブなどはこなしていたようで、そんなライブから、25周年記念でのオーケストラ共演ライブの様子を納めたライブ映像 DVD と音源 CD がリリースになったので鑑賞した。ちょっとアルバムタイトルがどうついているのかわからないが、AC XXV と評して、After Crying と Anniversary Concert を掛けたタイトルとも読み取れる。すごいね
もともと、かなりのテクニシャンが揃ったバンドだけ会って、オーケストラとの親和性の高さは特筆すべきところがある。サウンドのスタイルが、スピードと音量でゴリゴリ行くというスタイルではなくて、細かいフレージングの組み合わせの面白さを追求するようなスタイルなので、その細かいフレージングがオーケストラにうまく溶け込んでいる。なので、本当に各楽曲が尋常ではなくかっこいい。
迫力
また、逆に力強く早めのロック傾向の強いサウンドのところでは、逆にオーケストラが力強くバンドについてくるので、迫力満点。ボーカル
そんなスタイルの演奏だけれども、ボーカル曲もしっかりと演奏していて、男女1人ずつのボーカルが登場。このボーカル曲がこちらは逆に、味わい深いスタイルのボーカルでほのぼのとした落ち着きを与えてくれる。楽曲の緊張感に対して、ボーカル表現の軟らかさがいいコントラストを作っている。
とにかくうまい
しかし、まぁ、この After Crying のメンバーの演奏はうますぎる。特に、キーボードを演奏する二人。ひとりは、超絶に早くて細かいフレーズを涼しい顔でたたき出しているし、もうひとりは片手にトランペットを持って、余ったもう一方のてではキーボードを演奏するという離れ業まで演じてみせる。もちろん、ギターやベース、ドラムについても細かいフレージングを的確にひねり出し続けていて、聴き惚れてしまうほど。
すばらしい
ちゅうことで、このライブDVDすばらしすぎる。今まで After Crying を聴いたことが無い方にも、お勧めしたい。シンフォニック系ジャズ系のプログレが好きな方は是非ともトライしていただきたい。ついでに
ついでに、彼らのサイトを見ていたら、After Crying の曲をバックに最近流行のプロジェクションマッピングを行った事例が紹介されていました。関連リンク:
After Crying関連サーチ:
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