舞い降りた桜ザハ・ハディドとめぐるドイツ銀行コレクション

東京、品川にある原美術館にて開催中の展覧会。
舞い降りた桜ザハ・ハディドとめぐるドイツ銀行コレクション。
タイトルにあるザハ・ハディドは建築家でイラク出身のようだ。
内装を彼女が手がけてそこに展示する作品はドイツ銀行コレクションの
現代美術で主にドイツの作家のもの。
この展覧会も昨年から続いている日本におけるドイツ年の一環のようだ。

さて、内容だが、丁度この日本におけるドイツ年にて行われたいくつかの展覧会の
総集編とう感じもある。
シグマー・ポルケ、ゲルハルト・リヒター、アンドレアス・グルスキー、ウォルフガング・ティルマンス
 トーマス・ルフなどなど、ちなみにどこかの都知事に向けてではないが、
日本人作家のコレクションもある。

個人的には、なんといってもアンドレアス・グルスキー。
やっぱりいい。しかも今回の展示では小さな一部屋に大判の作品が壁に一枚
貼り付けられているだけなので、じっくりと浸ることが出来た。
そのほかの作品でも、写真が結構多いと言う印象を受けた。
あとは、ウィリアム・ケントリッジの作品だが、この作家については何も知らないのだが、
ただ、この作品を評価した人はすごいなと、世界の広さを感じさせられた。

展示場自体がそれほど広くないのだが、原美術館は相変わらず、
決して大技は繰り出さないが、小気味よくぴりりと効いた展示をしてくれる。

関連リンク：
原美術館
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