ジャジーでサイケな新バンド Henry Fool
Henry Fool
No Man における活動などで知られる Tim Bowness のバンド、Henry Fool の新作、Men Singing がリリースされたので聴いてみた。ちなみに、このバンドは結成は結構古くて、2000年ごろから活動している。
四曲
このアルバムは、4曲が収められていて、13分程度の曲2曲と6分程度の曲2曲。なので、全部で40分程度で、昨今のCD時代としては短い方だけれども、2曲ずつ裏表に納められたレコードの構成を踏襲しているとも捉えることが出来そうな構成。ジャズでサイケ
一聴して感じるのは、ジャズロック的なシンプルでタイトな感触。一音一音を大切にして、音の絡ませ方の構成に面白さを持たせるようなサウンド。そこに、さらに味付けとして加わるのがサイケっぽさというのか、浮遊感を感じさせるような雰囲気。ところどころ、Pink Floyd を感じさせるようなところもある。正統派
なので、かなり正統派な音という印象がある。ポップな側へ行くわけでもないし、メタルな側やトラッドな側へ行くわけでもなく、微妙なスピード感をうまくキープして、浮遊感のあるジャズロックを展開している。純粋プログレ
なので、イメージとしては、最近のプログレスタイルというよりは、元祖なプログレスタイルに近い感触。正統派なスタイルでありながら、しかし,古さは感じさせない、現代風味を持つサウンドとしての特徴を感じるアルバムです。関連リンク:
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