Big Big Train による English Electric Part2
Big Big Train
Big Big Train は英国のバンドで、結成は意外に古くて、1990年。メンバーチェンジは結構激しくて、最近では、元 Spock's Beard の Nick D'Virgilio をドラマーに迎えている。English Electric
今回紹介するのは、2013年にリリースされた、二枚組シリーズものの後編 English Electric Part2。のっけから、15分を超える大作をぶちかましてくると言う気合いのはいりっぷり。そして、リリカルなピアノと哀愁ただようボーカルで始まる Swan Hunter は、サビでは、陽光が差し込むような明るく穏やかな情景を描き出す佳曲。昨今増えてきたポッププログレのスタイルにおける名曲群の一つとして取り上げることの出来るような、聴き応えがありながらも、口ずさめそうな美しい楽曲。
メロディアス
この曲以降も、情景が浮かんでくるような穏やかで美しい世界が曲によって表現されつくしている。サウンド的には、2000年代以降の YES だとか、ポップな時期の Genesis だとかのあたりを感じさせるスタイルで、ポップロックのスタイルを取り込みながらも、独特の情景の描き方によって、叙情性を持たせたサウンドは、とても聴きやすくて心地よい。なかなかの
この作品は、そんな感じで、ずっと聴いていても疲れも来なければ、飽きも来ないという、いい感じの穏やかさをもった完成度の高い作品に仕上がっている。昨今の、ポッププログレが好きなかたは、この作品もきっと気に入ると思います。
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