バカテクトリオ Lye By Mistake はジャズ風味プログレメタル



Lye by mistake

私も、最近知ったバンドなのだけれども、アメリカ出身の Lye By Mistake というバンドの恐らくセカンドアルバム(EPはのぞく)になる作品、fea jur を聴いてみた、リリースは、2009年。
バンド構成は、この作品では、ボーカルレスのスリーピース、ただし、1stまではボーカルがいたらしい。


ジャズ風味

一聴して感じるのは、ベースはプログレメタルなテクニカルなインストバンドなのだけれども、そこに、ジャズっぽさを存分に染みこませているのが、彼らの音の特徴だということ。なので、ある意味、いわゆるバカテクなやり過ぎな演奏をするかと思えば、一点、クールぶったジャズサウンドに変形していく展開な曲が多い。
純粋プログレ界には、ジャズロックと呼ばれるジャンルも存在するのだけれども、プログレメタルな要素にジャズを染みこませたサウンドというのは、そういえば、あまりないかもしれなくて、新鮮でもある。


とにかくテクニカル

で、ジャズ風味があるということもあって、とにかくテクニカルで変則的なプログレメタルサウンドです。所々、いろいろなバンドの影響を感じさせるようなサウンド展開が見え隠れするものの、十分にオリジナリティを感じることの出来るサウンド。メタル系バカテクバンド好きには、このジャズ要素を取り入れた彼らのサウンドは新しいテイストではないかと思う。強いていうと、遠く離れた地のバンド、Fromuz の雰囲気に似ているか。


BTBAM

で、謝辞の欄には、先日来日公演も果たした、Between the buried and me の名前も記載されていたりして、どうやら、ライブで一緒に活動したりしているということらしいのだけれども、このあたりのバンドは、結構互いに刺激し合いながら、シーンを作りあげているのねというところか。


ストイック

というところで、ちょっと容易には溶け込めないほどのバカテクで変則的な音で、メロディアスな要素はほぼ無いに等しいサウンドなので、どちらかというと、ストイックで変態的なサウンドを追い求めているような人向けのバンドではないかと思います。




ShareStaLINKとは?



関連リンク:
lye by mistake - MySpace
関連サーチ:
Lye By Mistake(AMAZON.co.jp)
Lye By Mistake(Google)
Lye By Mistake(Technorati.com)
Lye By Mistake(flickr)
Lye By Mistake(del.icio.us)
Lye By Mistake(Last.fm)
Lye By Mistake(YouTube)
Powered BY AmazoRogi


Fea Jur
発売元 : Metal Blade
発売日 : 2009-10-13 (1CD)
売上ランク : 27101 位 (AMAZON.co.jp)
¥ 1,286 在庫あり。
Powered BY AmazoRogi Data as of 2010-04-05
See detail & latest visit AMAZON.co.jp