ポストロック界の重鎮 Tortoise のライブはやはりすごかった
Tortoise
ポストロックそのものと言ってもいいバンド、Tortoise。その来日公演が、Billboard Tokyo にて行われたので行ってきた。なお、東京公演は2011年11月21日、22日の2日間で、それぞれ2公演ずつ。そのうちの、11月21日の1回目の公演を見てきました。淡々と
いろいろと巡り合わせが悪くて、今回が Tortoise のライブを見るのは始めて。場所がら、ゆったりと見るというスタイルなので、いいような悪いような。定刻通りにメンバー登場。表面的には淡々とした演奏が始まるのです。
リズム中心
このライブであらためて感じたのは、このバンドはリズムが中心なんだなっていうある意味当たり前のこと。ステージには、2セットのドラムキットがあって、時に二人でドラムをたたく。また、そのほかにも、鉄琴や、エレクトリックマリンバとでも言うような楽器を使ったり、キーボード、ギター、ベースも、メロディというよりは、リズムといったほうがいいようなタイプの演奏を繰り広げる。交錯
そして、このそれぞれのリズムが超絶に交錯していくんです。いわゆるハードロックなリズムのノリではなくて、淡々とそれぞれがリズムを叩きながらも、それぞれが少しずつリズムをずらしながら演奏するので、そこに、不思議なリズムのタペストリーが形作られていくわけです。そのリズムの交錯を美しく感じながらも、混乱しかける感覚。万華鏡のようなそれ。このリズムの交錯が心地よすぎるし、一方で、このリズムの交錯を一糸乱れず演奏しきる技量は恐るべし。
一時間強
ということで、場所がらもあり、一時間強の短いライブ。やっぱり物足りなさを感じるところはあるのですが、しかし、とても面白い演奏を体験することが出来て、超満足でありました。関連リンク:
TORTOISE - BEACONS OF ANCESTORSHIPBillboard Live
関連サーチ:
TORTOISE(AMAZON.co.jp)TORTOISE(Google)
TORTOISE(flickr)
TORTOISE(Last.fm)
TORTOISE(YouTube)
Powered BY AmazoRogi