ノルウェーの馬鹿テクバンド Farmers Market はやっぱりすごかった



Farmers Market

ノルウェーは、意外にも、フリージャズというのか、フリーすぎるジャズなバンドが結構いて、メジャーなところでは、Jaga Jazzist なんかも、一風変わったフリージャズを展開してる。
そんなノルウェーからやってきたのが、Farmers Market。このバンドもその筋ではよく知られた、フリージャズなバンド。そんな Farmers Market の来日公演が 2011年9月5日月見ル君想フで開催されたので行ってみた。
ちなみに、前日には、Tokyo Jazz 2011にも出演していた。





定刻過ぎ

定刻をしばらく過ぎたころにメンバー登場。5人編成で、ドラム、ベース、サックス、ギター兼ボーカル、の四人に加えて、リコーダーからギターからスチールギターから、そして、アコーディオンを演奏して、歌も歌う Stian Carstensen の5人が登場。


楽しくて凄くて

もう、とにかく、まずは凄かった。バルカンロックの味わいをベースに、ジャズやロックの要素に加えて、ムード歌謡からハワイアンまで取り込んだサウンドは、もう、ジャンル不明。ただ、楽しくて凄い音楽としか言いようがない。


リズムが。。。

のっけから、5人が5人とも弾きまくり始めるわけです。しかも、一体どういうリズムなのかを掴むのさえ難しい中をさらに超絶なほどの手数で音を出しまくる人たち。そして、それだけではなくて、途中途中におちゃらけたボーカルを入れてみたりなんだりしながら、笑いまでとってしまうという展開ぶり。
もう、リズムが取れなくて、どう演奏が進んでいるのかさえよくわからないのですが、思わず笑い、そして、リズムが取りににくいながらもその陽気なリズムのおかげで、気軽にノリを楽しめたりもした。


椅子が。。。

ライブは、最初40分程度演奏が終わるとメンバー退場で休憩。このときに、バンド側の要求により、もとは置かれていた椅子が取り除かれて、スタンディングへ変更。メンバー再登場で後半戦はそのハワイアンな楽曲から。そして、どんどんどんと彼ららしい馬鹿テクバルカンロック祭りが白熱したところで終了。アンコールになって、アンコールはダンシングタイム。
それほど、ダンシングタイムではなかったが、より陽気なリズムの楽曲で少し、観客が弾む。そして名残惜しい中終了と。


すばらしい

いやー、すばらしいの一言。演奏うますぎ。そして、アンサンブルも凄すぎ。そして、笑いも面白すぎ。なんていうのか、聴いていて幸せだなーって感じるようなそんなライブ。すばらしかった。


月見ル君想フ

ちなみに、今回のライブ会場「月見ル君想フ」は、最近たまに聴くのだけれども、小さいながらもこじゃれた個性的なそれ。
ドリンクも、プラスチックの容器ではなくて、ちゃんとしたグラスで提供されたりする。まぁ、そんな暴れるようなライブはやらない会場ということでしょうが。
2階構成で、2階はカウンター的な感じもあったりする。こうやってライブ中心だけじゃなくて、ライブとアルコールを両方楽しむ場でもあるのだろうか?
まぁ、近くで見れたので良かった。


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★Farmers Market(ファーマーズ・マーケット)来日公演 « 青山 月見ル君想フ
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