国立新美術館の陰影礼讃はあまりにも残念でした



国立美術館

さて、現在、国立新美術館にて、現在開催中の”陰影礼讃”という展示を見てみた。ちなみにこの展示は、各地にある国立美術館の所蔵作品を”陰影礼讃”というテーマの元に集めた展示。


並べただけ

”陰影礼讃”というタイトルだけに、日の光とその影に特徴を持つ作品が集められている。
ただ、これ、とても残念なのが、集めただけなこと。その展示方法によって、陰影のその印象に違う印象を提示するようなそんな作品であればよかったのだけれども、残念ながら、そうはなっていない。写真であるとか、人物がであるとか、風景がであるとかを、その作品スタイルによって、分類して展示するというスタイルであるが故に、ただ、ただ、集めて、そして、並べただけ。


一体何を訴えたいのか

はっきり言って、この展示のキュレーターが何をこの作品群で訴えたいのかが、全く私にはわからなかった。
そして、その結果としてというところもあるのだろうけれども、マルセル・デュシャンと、ロイ・リキテンスタインの作品がやたらと印象に残ったというその残念さ。


国立新美術館

というのは、個人的な印象ですのであしからず。
というか、国立新美術館とは私は趣味が全く合わないのかもしれない。個展のようなスタイルの展示意外では、ここの展示で面白いと思ったことがない。
美術館によっていろいろなスタイルがあるだろうから、これはまぁ、しょうがないというところか。

関連リンク:
国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO
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