バッド・ルーテナントは、ニコラス・ケイジを見てきた



バッド・ルーテナント

現在恵比寿のガーデンシネマで上映中のバッド・ルーテナントを見てきた。
で、この映画、監督は、伝説的な鬼才ヴェルナー・ヘルツォークで、主演は、ニコラス・ケイジ


ヴェルナー・ヘルツォーク

ヴェルナー・ヘルツォークは、私の中では、伝説的すぎる存在で、もはや映画は撮っていないと思っていたのだけれども、結構撮っているのですね。ちなみに、過去の作品としては、「ノスフェラトゥ」や「アギーレ/神の怒り」などがある。さらに、ちなみにだけれども、私の別の趣味な観点からいうと、プログレ系バンドとして知られているポポル・ヴーがそれらの音楽を担当していたりする。


ニコラス・ケイジ

で、そんな監督が今回は、なんと、ニコラス・ケイジを主演に選んでの映画を撮った、それが、このバッド・ルーテナント。かなり、意外な組み合わせ。


映画

この映画、ニコラス・ケイジが扮するのは、ある警察官。しかし、この警察官が、全くもってのダメ男。警察であるにもかかわらず、麻薬に賭博に手を出して、それに、娼婦を抱え込むと。そんなダメ警官を描いた作品。


ただそれだけ

簡単にいえば、ただそれだけの作品。そんなダメ警官が一時はほぼ破綻寸前にまで至るのだけれども・・・。


ネタバレ

で、ネタバレてしまうことをいえば、であるにもかかわらず、幸運も手伝って、そして、いつしかしあわせな結婚をして、そして、昇進まで果たしてしまう。そして、最後はめでたしめでたし、なのか、それとも、悪い癖は直らないのか・・・。


毒っけ

そんな展開の映画なので、ある意味では逆接的な毒のある映画。堕ちきってしまいそうで、堕ちきらないのだけれども、しかし、であるがゆえに、辞められないと、人間の悪い性を描いているとでもいうのか。
完全におとしめてしまわずにそこそこにしてしまうのが、この映画監督のすばらしきいたずら。変に成功してしまうが故に、堕ちて行きやすくなってしまうと言うところを描いた毒々しさか。


楽しいです

というような、まぁ、半ば無理矢理の考察をしてみましたが、そんなことは考えなくても、結構純粋に映画として面白いです。




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恵比寿ガーデンシネマ
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