東京都写真美術館にて世界報道写真展をみる



時間つぶし

さて、先日紹介しました「扉をたたく人」をみるために恵比寿に行ってみた物の、映画が始まるまで少し時間があったので、お隣の東京都写真美術館に立ち寄って、世界報道写真展2009を見た。


のはずが・・・

で、そう、時間つぶしぐらいの気分のはずが、これが、とても、いい展示で、危うく、映画の始まり時間に遅れてしまいそうな勢い。
展示としては、世界報道写真展なだけに、ここ一年世界で起こった事象を写真によって表現しているということで、世界金融恐慌から中国四川地震グルジア紛争、オバマ大統領、北京オリンピックなどに加えて、何らかの問題を抱える家族や絶滅寸前の生物、人種の問題などなどの展示。


平和なのか

で、思ったのは、平和であるということ、いろいろなことはあるにしても、この日本の現実とそして、自分の周囲の現実が。いろいろとあるにしても、今はそれなりの生活を送れている自らの様子に対して、金融恐慌で食料さえも確保に困難刷る人々や、地震によって家族や住む家を失った人々。などなど、世界には、それぞれに多くの直視することが困難であるのだけれども、直視して対処すべき問題が山積されている現実。
勿論、これは世界報道写真展なので、ある種の問題を持っている状況を捉えているが故であり、一方で、非常にしあわせな世界もまたあるのだろうけれども、しかし。


世界は蠢いている

最近、BSでやっている世界のドキュメンタリーをはじめとして、世界のさまざまなニュースなどがとても興味深くて、よく見ているのだけれども、それを通しても、世界で起こっている様々な事象に刺激を受けるのだけれども、こういった世界を感じることの重要性はやはり感じた。
知ったところ、一人の人間が何が出来るのか、今の生活を楽しく生きていればいいではないかというところもあるかもしれない。
ただ、世界は蠢いているということ。そして、その情報があっという間に世界にばらまかれるという今。さて、どう在るべきなのだろうか。


興味深いです

ということで、とても興味深いです。報道写真なので、美術的な観点を持たずとも十分に鑑賞できる展示なので、万人にお勧めの展示です。




twitterLINKとは?



関連リンク:
東京都写真美術館 > 世界報道写真展2009
関連サーチ:
世界報道写真展(AMAZON.co.jp)
世界報道写真展(Google)
世界報道写真展(Technorati.jp)
世界報道写真展(flickr)
Powered BY AmazoRogi