It Bites の来日公演は、もりあがりました、渋谷にて

O-east

渋谷は、O-east にてあった、再結成 It Bites の来日公演は2009年7月3日にいってみた。

開演前から

思いの外、観客は結構入っていて、年齢層と性別も様々。特に女性が多いのは、若干アイドル的な様子もある彼らの特徴を表しているのかもしれない。
で、そんな観客の盛り上がりが、開演前からすごくて、開演時間になるとまだメンバーも登場していないのに手拍子が始まるというちょっと異様な感じもする盛り上がりからスタート

新旧織り交ぜて

演奏曲は、新旧織り交ぜながらというところ。で、サウンドは当然のりやすい彼ら独自のポップサウンドに、プログレ的なリズムチェンジや変拍子が軽く織り交ぜられながら、時にインストパートを盛り上げていく。

盛り上がる

基本がポップなハードロックなので、とにかく盛り上がる盛り上がる。さらに、John Mitchel が観客に歌わせたり前に出てきてギターを弾きまくったりと盛り上げるのだから、観客の盛り上がりからは、普通のプログレバンドとは全く違うそれ。
たしかに、口ずさみながらノリノリな観客が多かったし、実際とても楽しいライブだった。
まぁ、そもそも、このバンドがプログレかどうかというのが、結構微妙な感じでサウンド自体は、結構万人受けしそうなそれなのだけれども、所々変拍子を使ったりリズムチェンジしたりするが故に、一般には受け入れられにくくて、むしろ、実は若干ポップなサウンドにも飢えていたりする変態系音楽好きな人間に受け入れられているというのが実情なのではと勝手に思ってみたりする。

鳴り止まない拍手

で、1時間40分ほどでライブがアンコールを含めて終了。で、ここからがまたスゴくれ、拍手が鳴り止まない訳です。で、ライブ会場の電気がついていかにももう終わりだと主張するのだけれども、観客はそれにもめげずにアンコールを要求する拍手を続ける。で、さらに「本日の公演は終了しました。」というのだけれども、それでもなお、拍手は鳴り止まずで、なのだけれども、結局再度放送が流れて、楽器の撤収が始まって、そしてあえなく終了。あそこまで盛り上がったら、とりあえず、出てくるだけでも出てくるのではと思ったけれども、そうはいかないのですね。