ポップアートが今は歴史の一部として ワタリウム美術館



コレクション展

実は、神宮球場に凄く近いということを、自分自身で作った、このサイトをみて初めて知った、表参道にあるワタリウム美術館にて、今週末(2008年12月7日)まで開催されているコレクション展、” I Love Art 9 青い風が・・・展”を訪れてみた。


貸し切りです

平日に訪れることが可能だったのですが、これがまた、ほぼ貸し切り状態。確か、前回も平日に行った様な気がするけれど、そのときもこんな感じだった。しあわせ。


コレクション

ワタリウム美術館の収蔵作品の展示なので、最新のアートではなく、ある意味歴史を振り返るという印象もある展示。だけれども、その内容が、キース・ヘリングとか、アンディー・ウォーホールだとか、滝口修造とかだから(こちらに出展作家の一部)、こうやって思うと、最早ポップアートも歴史の一部という事になるのですねと言うことに改めて感慨に思う。


ワタリウムの歴史

これは、ある意味ではワタリウムの歴史の紹介にもなっていて、キース・ヘリングや、ジャン・ホワン は、当時ワタリウムで行われたイベントの様子も紹介している。で、今まで気づいていなかったのだけれども、ワタリウム美術館の道路を挟んだ向かい側の2階建ての建物の外壁の絵が、キース・ヘリングが書いていたのですね。今も、色あせた状態ながらも、残存しています。


ズームイン朝

で、会場で流れているテレビから、突然、ズームイン朝の音楽が流れてびっくりしたら、当時、キース・ヘリングの作品がズームイン朝で紹介されていたのです。ここでの扱いも最新のアートという感じなのですが、当たり前ながら、時代は進むもので、今は、また完全に別の潮流がアートの世界で最新で奇抜で理解不能なものとして扱われていて、ポップアートはむしろすでに誰もが受け入れた物になっているから不思議というか、多数決の原理なのですね。


やっぱり歴史

ということで、やっぱり、この展示は、新たな何かを感じると言うよりは、歴史を味わい直すという色合いの強い展示であるような気がして、温故知新というか、そんな言葉さえも思い浮かべてしまう、そんな展示でした。


関連リンク:
SEUNZE.com -> dzd12061 -> watari-um - exhibition - I Lov... -> 詳細情報
watari-um - exhibition - I Love Art 9 青い風が・・・展
dLINKbRING.Labo.dicmulsearch.人物史比較.I Love Art 9 青い風が・・・展 出展作家一部
SEUNZE.com -> 地図と予定とウェッブサイト -> 緯度経度:35.6706850133024,139.713306427002
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